「ウィンブルドン」で、日本男子初のグランドスラムジュニアシングルスで優勝を飾った16歳の望月慎太郎。その望月自身が語る強みは、バックハンドとボレーとリターンだという。望月は、全仏オープンジュニ…

「ウィンブルドン」で、日本男子初のグランドスラムジュニアシングルスで優勝を飾った16歳の望月慎太郎。その望月自身が語る強みは、バックハンドとボレーとリターンだという。

望月は、全仏オープンジュニアでは初めてのグランドスラムジュニアへの挑戦で、錦織圭(日本/日清食品)のジュニア時代最高成績を上回るベスト4に進出。さらに6月末にノッティンガムで行われた芝コートのジュニア大会では、自身初の芝大会でいきなり優勝を果たし、今回も快進撃で日本人男子初の快挙を達成した。

望月は、優勝後に「ウィンブルドン」を放送するWOWOWのスペシャルナビゲーターで俳優の石黒賢さんのインタビューに答えている。

そのなかで、自分のストロングポイントは?と聞かれると「バックハンドとボレーと、リターンは自分のなかでも得意なところなので、そこはどんな時でも自信のあるショットです」と答えた。

実際、優勝を決めたチャンピオンシップポイントでの最後のショットは、見事なバックハンドのダウン・ザ・ラインだった。

また今後の目標については「世界の1番になること。それだけと言ってもいいくらいの夢があるので。ジュニアでもそうですし、やっぱりATPで1番になりたいという気持ちが、今ずっと自分のなかでは大きいです」と話す。

錦織も果たせなかった日本人男子初となる快挙。まだ16歳の望月が、これからどのような成長と活躍を見せてくれるのか、期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン・ジュニア」での望月慎太郎

(Photo by Alex Pantling/Getty Images)