会場の日吉グラウンド

第55回ラグビー祭が7月6日(土)に行われた。今年は明治大学Aチームと「春の慶明戦」が行われることもあってか、多くの来場者が訪れた。


部員が運営する1日がかりのイベントだ

プログラム(公式ホームページより)

<午前の部>

9:00- 受付開始

9:30- 0Bタッチフット大会/若手0Bによるイベント

10:40- AKRC 対現役/若手OB混合チーム(15分×4本)

11:45- OB戦(25分×2本)

13:00- キッズチアパフォーマンス

一貫校・ラグビークリニック


<午後の部>

13:30-福引抽選結果発表

14:25-塾蹴球部123代(新1年生)紹介

15:00-塾現役対明治大学現役(40分ハーフ)

HT両校チアリーダーによるパフォーマンス

栗原徹HC・主将挨拶/部歌斉唱/記念撮影

17:30閉会予定

<午前の部>

午前の部では、主に部のOBが盛り上げる形となった。

AKRC(理工学部体育会)との試合では現役/若手OB混合チームが対戦。119代主将・古田京も出場した。昨年度対抗戦で9割を超える成功率を誇ったコンバージョンキックを見せ、会場を湧かせた。

その後、世代別に分かれたジュニアOB対シニアOBの試合では、世代を超えた真剣勝負が実現。15ー21でシニアOBチームが貫禄を見せつけた。試合中には出場選手の大学時代の思い出や現役部員へのメッセージがマイクで読み上げられ、客席からは笑いや拍手が起こった。

試合後には、113代でBKを務めた坂口高貴さんによって「山中湖のうた」が、出場した選手たちに囲まれる形で演奏された。

「山中湖のうた」は、毎年蹴球部が夏に合宿を行う山中湖の思い出を歌ったもの。坂口さんが現役時代に作詞・作曲したところ、現在の部員まで歌い継がれ、本人も予想していなかった一種の伝統となりつつある。

「山中湖の歌」フルバージョンはこちらから聞くことができます。

<午後の部>

午後には、今回のメインイベント「春の慶明戦」が行われた。それまでのお祭りムードとは一変、現役Aチーム同士の真剣勝負が繰り広げられた。

果敢に攻め込む明大を前半終了までトライ1本に抑えるロースコアの展開。

後半に慶大も2トライを決め追い上げるが、終盤に突き放されて敗れた。

昨年度大学王者を相手に黒星で春のシーズンを締めくくることになったが、これからの期間で課題を克服し、秋の対抗戦ではリベンジを果たしてもらいたい。

慶明戦の詳しい戦評はこちらから


スターターとして出場したSO中楠一期

また、試合の前後には新入生紹介も行われた。観客の前に今年入部した選手、スタッフ、マネージャーが整列。各選手が目標を語ると、観客からは温かい拍手が送られた。秋からのシーズンで日本一を目指す慶大の原動力となる戦力が現れるかもしれない。新入生の動きにも期待したい。

そして最後には栗原徹ヘッドコーチ、栗原由太主将の挨拶と、部歌斉唱でイベントは幕を閉じた。


栗原徹HC(ヘッドコーチ)

「皆様いつも温かいご声援ありがとうございます。今日も天候が不安定な中、多くの方に来ていただいて、声援を送っていただいて、本当に選手にとって勇気づくサポートありがとうございます。試合の方はご覧の通りの点数ですけど、選手は一生懸命頑張ってくれました。この(明治大との)差とは私と田中監督との差だと思っていますので、しっかり自分も勉強し直しまして、夏、秋に向けて明治に対してリベンジができるよう、チーム一丸となってまいりますので今後とも変わらぬ熱い、温かい応援、ご支援よろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。」


CTB栗原由太主将(環4・桐蔭学園)

「本日はお足元の悪い中、ラグビー祭にお越しいただきありがとうございました。春シーズンはご覧の通り、あまり満足する結果にはいかず、悔いの残ってしまうような春だったのですが、この夏しっかりとその課題をもって秋のシーズンに必ず日本一がとれるように努力してまいりますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。」

朝早くからの開催、不安定な天気の中多くの観客が下田のグラウンドに足を運び、選手たちに声援を送った。また、OB戦に出場した以外にも幅広い世代の卒業生が集結し、談笑する姿が見られた。

日本ラグビーのルーツ校が積み上げてきた、120年という歴史の重み。それを肌で感じられる、春の良い締めくくりとなったのではないだろうか。

次に慶大蹴球部の戦いをお目にかかれるのは、9月1日(日)、秋の対抗戦開幕戦だ。まさに一日千秋、躍動する選手たちの姿を楽しみにこの夏を過ごしたい。


イベント終了後の集合写真(写真は蹴球部提供)

(記事:竹内大志)