「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会最終日、男子シングルス決勝で同大会8度優勝のロジャー・フェデラー(スイス)と4度優勝・前年優勝者のノバ…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会最終日、男子シングルス決勝で同大会8度優勝のロジャー・フェデラー(スイス)と4度優勝・前年優勝者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が対戦する。試合はセンターコートの第1試合で日本時間22時に開始予定だ。

「ウィンブルドン」はフェデラーが初優勝した2003年から昨年2018年までの16年間、フェデラー、ジョコビッチ、ラファエル・ナダル(スペイン)、アンディ・マレー(イギリス)の4人が男子シングルス優勝を独占しており、今年もフェデラーとジョコビッチによる頂上決戦を迎える。

フェデラーとジョコビッチの過去の対戦成績は、フェデラーが22勝、ジョコビッチが25勝。最後に対戦したのは2018年、ATPによって2018年のベストマッチに選ばれた「ATP1000 パリ」準決勝で、その時はジョコビッチが勝利している。なお、「ウィンブルドン」での両者の過去の対戦成績はフェデラーが1勝、ジョコビッチが2勝だ。

フェデラーは準決勝後、決勝について「彼(ジョコビッチ)は本当に素晴らしい選手です。今週の彼の試合はどれも素晴らしかったですね。できればナンバーワンを決める試合で彼に打ち勝ちたいですね。特別な試合になると確信し、ワクワクしています」と意気込みを話した。

対する世界1位のジョコビッチは「これは子どもの頃から夢見ていたトーナメントです。決勝進出でまた1つ夢が叶いました。グランドスラムの歴史をまた1つ刻むことができそうです。楽しみたいですね」と話している。

「芝の聖地」では4年ぶりに対戦する、フェデラーとジョコビッチ。第1シードと第2シードの頂上決戦となった決勝で、素晴らしいプレーの数々が観られることに期待したい。

テニスデイリーでは、サイト上で試合速報を無料で行う予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真はフェデラー(左:Photo by Simon Stacpoole/Offside/Getty Images)とジョコビッチ(右:Photo by Carl Recine- Pool/Getty Images)