UCI MOUNTAIN BIKE(MTB)WORLD CUPクロスカントリー(XCO)の第4戦が日本時間14日にフランスのレ・ジェで行われる。 全長約3.8kmのコースは、自然と人工コースがうまく組み合わされていて、体力・テクニックが共…

UCI MOUNTAIN BIKE(MTB)WORLD CUPクロスカントリー(XCO)の第4戦が日本時間14日にフランスのレ・ジェで行われる。

全長約3.8kmのコースは、自然と人工コースがうまく組み合わされていて、体力・テクニックが共に試される。他コースに比べて少し長めで、特徴的なのはデュアル スラロームのセクション。2つのコースラインが用意されていて箇所があり、コーナーなど二人同時に入ることができる。

第4戦で注目したいのは、男子が現在ランキング首位のニノ・シューター(スイス)。第3戦では、開幕戦を制したマティアス・フルキガー(スイス)とわずか2秒差で優勝した。初戦からランキングを3位、2位、1位と調子を上げてきた2016年リオ五輪金メダリストの戦いから目が離せない。その他にも、第2戦を制したランキング3位のマティユー・ヴァン デル ポール(オランダ)、同4位のエンリケ・アヴァンチーニ(ブラジル)らの巻き返しがあるか期待が高まる。

女子では、第3戦でオランダ人女性として初のワールドカップ優勝を果たしたアン・テルプストラ(オランダ)に注目。医学士の学位を取得している才女は、ワールドカップ連勝を狙う。他にも、ランキング首位のケイト・コートニー(アメリカ)、同2位のヨランダ・ネフ(スイス)らの走りもチェックしておきたい。

クロスカントリーは、周回コースを一定距離走り、ゴール順を競う競技。1996年のアトランタオリンピックから正式競技となった。オリンピック用に定められた競技形態で、現在のクロスカントリーの公式競技はこれに準拠して開催されている。1周4~6kmの周回路を使い、エリートカテゴリで1時間30分から1時間45分の競技時間と定められている。コースには2箇所以上のフィード/テクニカルアシスタンス・ゾーン(飲料、食糧、機材補給所)が設けられる。順位ごとに、1位250ポイント、2位200ポイント、3位160ポイントとレースポイントが付与され、シーズンを通して最多ポイントを獲得した選手が総合優勝となる。

スポーツブルでは、UCI MOUNTAIN BIKE WORLD CUPクロスカントリー第4戦の模様を14日19時からライブ配信を予定している。
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