7月10日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)大会9日目。男子シングルス準々決勝、男子ダブルス準々決勝、女子ダブルス準々決勝、混合ダブルス3回…

7月10日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)大会9日目。男子シングルス準々決勝、男子ダブルス準々決勝、女子ダブルス準々決勝、混合ダブルス3回戦が行われた。

男子シングルス準々決勝、BIG3らが勝ち上がりベスト4の顔ぶれが出揃った。

第8シードの錦織圭(日本/日清食品)は、第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)に6-4、1-6、4-6、4-6で敗れ、残念ながら初の同大会ベスト4進出はならなかった。

錦織は試合の序盤こそ攻めて第1セットを奪ったが、第2セット以降は「芝の帝王」に完敗だった。試合後の記者会見で錦織は「(力は)出し切りましたけど、自分のプレーが継続できなかったので。2セット目以降、相手も強くなりましたけど、焦ってしまったり、我慢しながらもアンフォーストエラーが後半多かったかなと思います」と悔しさをにじませた。

同じボトムハーフ(ドロー表の下半分)、第3シードのラファエル・ナダル(スペイン)は世界65位サム・クエリー(アメリカ)に7-5、6-2、6-2のストレートで勝利し、2年連続7度目の同大会準決勝進出。

一方のトップハーフ(ドロー表の上半分)、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は第21シードのダビド・ゴファン(ベルギー)に6-4、6-0、6-2とストレート圧勝し、2年連続のベスト4進出。第23シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は第26シードのギド・ペラ(アルゼンチン)に7-5、6-4、3-6、6-3で勝利し、自身初のグランドスラム ベスト4入りを果たした。

混合ダブルス3回戦では、アンディ・マレー(イギリス)/セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が第1シードのブルーノ・ソアレス(ブラジル)/ニコール・メリチャー(アメリカ)と対戦。マレー/セレナが3-6、6-4、2-6で敗れ、豪華ペアのベスト8入りはならなかった。

◇   ◇   ◇

【7月10日 主な試合結果】

◆男子シングルス

準々決勝

〇[2]ロジャー・フェデラー(スイス)4-6、6-1、6-4、6-4 ●[8]錦織圭(日本/日清食品)

〇[1]ノバク・ジョコビッチ(セルビア)6-4、6-0、6-2 ●[21]ダビド・ゴファン(ベルギー)

〇[3]ラファエル・ナダル(スペイン)7-5、6-2、6-2 ●サム・クエリー(アメリカ)

〇[23]ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)7-5、6-4、3-6、6-3 ●[26]ギド・ペラ(アルゼンチン)

◆男子ダブルス

準々決勝

〇[3]レイブン・クラーセン(南アフリカ)/マイケル・ビーナス(ニュージーランド)4-6、6-3、6(5)-7、6-4、6-3 ●[8]ヘンリー・コンティネン(フィンランド)/ジョン・ピアース(オーストラリア)

◆女子ダブルス

準々決勝

〇[2]バーボラ・クレイチコバ(チェコ)/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)6-2、7-6(1) ●[8]アンナ レナ・グロエネフェルト(ドイツ)/デミ・シヒュース(オランダ)

◆混合ダブルス

3回戦

〇[1]ブルーノ・ソアレス(ブラジル)/ニコール・メリチャー(アメリカ)6-3、4-6、6-2 ●アンディ・マレー(イギリス)/セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」での錦織

(Photo by Simon Stacpoole/Offside/Getty Images)