「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会9日目、男子シングルス準々決勝。第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第8シードの錦織圭(日本/…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会9日目、男子シングルス準々決勝。第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第8シードの錦織圭(日本/日清食品)を4-6、6-1、6-4、6-4で破り、13度目のベスト4進出を果たした。そのフェデラーが試合後のインタビューに答えた。

フェデラーは開口一番に「とにかくタフな試合、難しい試合だった」と語った。続けて「ケイのリターンウィナーがどんどん来て、第1セットは流れを変えることができなかった。でも、第2セットですぐにリードを取れたことが大きくて、その後はいつも通りやれました」と続けた。

そして「ケイはとにかく良い選手。今日の勝因は自分のサーブかな」と振り返った。

また、今回の勝利が「ウィンブルドン」通算100勝目となったフェデラーだが、「そのことは試合中には全く考えていませんでした。次のポイントだけを考えていたのですが、途中でスタンドから『100勝だよ』と言われて初めて気がついたよ」と語った。

次戦は、現在対戦中の第3シードのラファエル・ナダル(スペイン)とサム・クエリー(アメリカ)の勝者と準決勝で対戦するが、インタビューの段階でナダルが2セットアップとしていた。そのナダルとの対戦について聞かれると「パリは厳しい条件で負けてしまった。今度は芝なので、もしこのウィンブルドンで戦えるとするならワクワクしますね」と語った。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」でのフェデラー(右)と錦織圭(左)

(Photo by Mike Hewitt/Getty Images)