「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会9日目、男子シングルス準々決勝で、第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が第2シードのロジャー・フェデラ…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会9日目、男子シングルス準々決勝で、第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦。第1セットは6-4で錦織が先取した。

両者は過去に10度対戦しており、錦織の3勝7敗。直近の対戦は2018年の「Nitto ATPファイナルズ」で、そのときは錦織が勝利している。4回戦終了後のインタビューで「調子は悪くないですし、良いテニスもできているので、次も思い切ってやりたいと思います」と語っていた錦織。強敵フェデラーを倒してベスト4進出なるか、期待がかかる。

第1セットはフェデラーのサービスゲームから始まった。第1ゲームで15-40といきなりのブレークチャンスを迎えた錦織は、落ち着いて前に出てオープンコートを作り、ブレークに成功した。

さらに錦織は第3ゲームで0-40と3本のブレークポイントを握る。ここはブレークできなかったものの、序盤でブレーク1つリードを作った。

錦織は第5ゲームでもブレークポイントを握るなど、試合前に「先に仕掛けたり、待たないということが重要だと思います」と語っていたように、攻めの姿勢を貫く。

第6ゲームでこの試合初となるブレークポイントを握られた錦織だが、しっかりと守り切り、リードを保つ。

そしてゲームカウント5-4で迎えた第10ゲーム。錦織はサービング・フォー・ザ・セットとなったこのゲームをなんとか守り切り、6-4で第1セットを先取した。

試合は3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」での錦織圭

(Photo by TPN/Getty Images)