ロッテ―日本ハム14  今季初勝利を挙げたロッテのチェン=ZOZOマリン【写真提供:共同通信社】


■チェン・グァンユウ(千葉ロッテ)
○5-0vs北海道日本ハム(ZOZOマリン)
投球成績/3回 被安打1奪三振0 失点0

 千葉ロッテが6人の継投で完封勝利。2回から2番手として登板したチェン・グァンユウが3回無失点で勝利投手となった。

 先発予定だったボルシンガーが右足捻挫のため登板回避となり、井口資仁監督は「総力戦でいく」と、近年MLBでも採用されている「オープナー」の起用で試合に臨んだ。今季、ここまで27試合全てが中継ぎ登板の唐川侑己を先発で起用。その唐川が初回を無失点に抑えた後、2回から登板したチェンが3イニングを1安打に抑え、登板した6人で最長のイニングを投げて勝ち投手となった。

 「ロングリリーフがもともとの仕事なので、抑えられてよかった」というチェンは、今季25試合目の登板で初の白星。2017年10月以来となる勝利に笑顔を見せた。台湾出身のチェンだが、台湾国立体育大学を卒業後、横浜に入団し、15年からは千葉ロッテに移籍して先発、リリーフで欠かせぬ戦力となっている。日本語も堪能で、お立ち台では通訳なしで、この日台湾から観戦に来たという両親に向けて「お疲れ様です。明日から遊びに行きましょう」と、オールスター期間中の親孝行を呼びかけた。

 これでチームは前半戦を39勝40敗2分の5位で終えたが、2位の北海道日本ハムとは1.5ゲーム差と、まだまだクライマックスシリーズ進出の圏内にいる。「まだ借金1なので、後半戦も頑張ります」と意気込んだ左腕は、後半戦の戦いに向けて「チェンチェン大丈夫です!」と、お決まりとなっているセリフで観客を沸かせていた。