本記事では、鄭多仁(商3=明大中野)、塚本岳(商3=立教池袋)、伊藤泰良(商2=千葉経大付)の事後インタビューを掲載します。鄭――男子の結果はいかがでしたか。 「関東大学秋季対抗戦もあまりいい結果ではなくて、挽回したいという気持ちはみんな…

 本記事では、鄭多仁(商3=明大中野)、塚本岳(商3=立教池袋)、伊藤泰良(商2=千葉経大付)の事後インタビューを掲載します。

――男子の結果はいかがでしたか。

 「関東大学秋季対抗戦もあまりいい結果ではなくて、挽回したいという気持ちはみんな持っていたと思うのですが、それでも空回っていた部分があったのかなと思いますね」

――ご自身の1番よかったホールは。

 「初日の1番ホールは結構長くてタフなホールなんですけど、ドライバーを曲げてしまってトラブルの始まりかなと思ったんですけど、長いパットが入ってくれて。ボギーだったのですが、なんとかなるかなと思ってスタートすることができたので、良かったです」

――初日の時点で、首位とは23打差ありました。

 「2人の選手が2日間通してアンダースコアの選手がいて、そのマイナスの数字を自分たちが簡単に消してしまっているので。そこはやっぱり悪くてもイーブンで押さえて、チームスコアをアンダーにしなければならないというのは強く思いました」

――女子の優勝に関してどう思いますか。

 「すごかったですね。初日終わってみんないいスコアで回ってきていて、2日目も自分は女子のスコアを見ながら回っていたんですけど、もしかしたら優勝できるんじゃないかなと終盤あたりから感じ始めていました。最後は応援していて、しびれましたね。全員がいいプレーをした結果だったので、自分もすごくうれしいです」

――秋のマッチプレー戦に向け、対策したいことは。

 「昨年度もやったのですが、結構ストローク戦のときとは違ったしびれる雰囲気があるので。そのような雰囲気を普段の練習から持っていくことは難しいんですけど、そういうことを想定した練習を普段からやっていきたいと思います」

――最後に秋への意気込みをお願いします。

 「昨年度も自分は出させてもらったのですが、あまり活躍できなかったので、団体戦で活躍できるように頑張りたいと思います」

塚本

――今試合を振り返っていかがですか。

 「今回は自分のプレースタイルを変えながら試合に臨もうかなと思ったんですけど、そこがうまくかみ合わなかったですね。いつもは結構考えながらリスクマネンジメントをしながらプレーしていたんですけど、常に攻める気持ちというかリスクを恐れずあんまり頭で深く考えないでシンプルに、自然体でやろうと変えました。ずっとリーグ戦も緊張してゴルフ自体がどうしても小さくなってしまうので、気持ちの部分を変えて伸び伸びとやってみたらどうなるんだろうって思ったのがきっかけです」

――女子が優勝を飾りました。

 「素直に喜ばしいし、すごいなと思います。一人一人が力を出し切れていないのが男子なのかなと思います。女子はうまくマッチングして結果に結びついたのかな。女子はまとまりって言うよりは個人個人が誰にも負けないって思ってやった結果が実を結んだのかなと」

――団体戦でありながら、個の戦いという意識はありますか。

 「学校のためにと気持ちの変化が多少なりともあるので。ゴルフって難しいところで、一対一で目の前に相手がいればいいんだけど、スコアだとどうしても目に見えない相手が出てくるので。どのくらいのスコア出せばいいんだろう、どのくらいの順位なんだろうって常に頭にある状態でやらなくてはいけないです。だけどそういう気持ちも消して、自分のプレーに徹せないと上にはいけないのかなって」

――今後の意気込みをお願いします。

 「団体戦は結果が残せてないので。来年度主将になることも踏まえてやっぱり成績的には1番じゃなきゃいけないし、チームを引っ張る面でも頑張らなきゃいけないし。その分プレッシャーは感じますけど、チームが強くなるためにはうまく乗り越えないとと思います」

伊藤

――今大会の振り返りをお願いします。

 「今回は女子が良かったです。1日目も女子が1位でプレッシャーだったんですけど、2日目は順位を上げられたので良かったかなって思います」

――ご自身のプレーはいかがでしたか。

 「思ったよりも北海道はゴルフ場の感じも違かったんですけど、自分的にはうまくできたと思います。先輩方もいてくれてあまり緊張せずに自分のゴルフができたのかなって思います。昨年度よりも入りが早くて、練習ラウンドもたくさんしていたので。コースのことをよく知れていたのは大きかったのかなと。芝が違って海外に似た芝でちょっと球が沈みやすいのが特徴で、うまく打たないと難しくなってしまうという感じでしたね」

――女子の優勝を見ていかがでしたか。

 「他にも強豪校がいる中でも、それぞれが自分たちのできることをやってベストを尽くせれば優勝に手が届くんだなというのは女子が優勝してくれたおかげで気付けたというのはあります。女子は事前の戦力的にも、優勝してもおかしくない形では挑めていて、ベストを尽くせていたので。1年生2人も初めての全国だったんですけど、2人とも初日から調子が良くて心持ちっていうのかな。メンタルの調整とかも上級生がうまくやっていたのかなって思いますね」

――今後の意気込みをお願いします。

 「日大、東北福祉大には本当に強い方々が多くいらっしゃるので。そういった方々と互角に戦える、そしてその上をいけるように個人的にレベルアップしていくことが必要だなって思わされました。7月の頭に日本アマチュア選手権もあるので、そこでいい成績を収めて自信にしていければなって思います」

[ゴルフ部担当一同]