ヨットは、8月12日に和歌山県で開会式が行われ、8月16日の閉会式まで熱戦が繰り広げられる。開催地となっている和歌浦湾は地形や気象条件が競技に適していることから、ヨットのみ和歌山市での固定開催となっている。

昨年より始まったレーザーラジアル級に注目! 五輪では女子競技

インターハイは1960(昭和35)年に創設され、全国高校選抜ヨット選手権大会、JSAFユースセーリングチャンピオンシップ(ジュニアオリンピック)、国民体育大会セーリング競技と並ぶ高校ヨット4大全国大会のひとつだ。

競われるのは団体競技、男子コンバインド、女子コンバインドの3種目。団体競技は男子420級と女子420級、個人競技は男子レーザーラジアル級と女子レーザーラジアル級となっている。レーザーラジアル級がインターハイに初登場したのは2018年のこと。レーザー級は艇長4m23cmの1枚帆ヨットで東京五輪採用の一人乗りのクラス。 五輪では女子種目だが、インターハイでは男女ともに行われる。 艇はスタンダードと同じだが、帆の面積がスタンダードより小さく、女子やユースおよび小柄な男性に適している。

また、420級とは艇体の全長が4.2mであることに由来したインターナショナルクラスで、世界的にも普及している。

ヨットのチャーター方法にもルールあり

レースで使用する艇は、チャーター料を払って確保する。和歌山県実行委員会が用意するロゴ入りの艇とし、各学校の責任においてチャーターして使用しなければならない。 ただし、使用するセール及び必要な備品は学校の所有又は各学校の責任において準備が必要。

そのほか、「セール番号は参加申込時に登録し、それ以降の変更は認めない」、「同一のセール番号 を複数の艇に使用することはできない」、「チャーター艇の配分は、全国高体連ヨット専門部が行う」など、細かくルールが定められており、破ってしまうと失格になる。競技や選手たちだけでなく、ヨットの性能や形にも注目して競技を楽しんでもらいたい。