7月8日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)大会7日目。男子シングルス4回戦、男子ダブルス3回戦、女子シングルス4回戦、女子ダブルス3回戦、混…

7月8日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)大会7日目。男子シングルス4回戦、男子ダブルス3回戦、女子シングルス4回戦、女子ダブルス3回戦、混合ダブルス2回戦が行われる。

いよいよ2週目に突入する「ウィンブルドン」。第1週と第2週の間の日曜日である前日7日は、大会独自の伝統で試合のない休養日としてあてられる「ミドルサンデー」であり、試合は行われなかった。

8日の男子シングルス4回戦、第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界58位ミカエル・ククシュキン(カザフスタン)と対戦する。両者の過去対戦成績は錦織の8勝0敗と負けなし、さらに6試合連続でストレート勝利中。

今大会1週目、1回戦から3回戦までをすべてストレート勝利し好調を維持している錦織。3回戦後の会見では「身体はまだ、今のところは大丈夫です。良い試合が続いてますし、タイブレークはまだ1回しかないので。身体はまだ大丈夫だと思います」と話していた。

一方対戦相手のククシュキンも、今大会2回戦で昨年ベスト4で第9シードのジョン・イズナー(アメリカ)を、3回戦では第33シードのヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を破っており、調子は良いと考えられる。

4回戦でも錦織がしっかり勝ち切って、2年連続ベスト8へ進出することが期待される。試合は日本時間23時頃に開始予定。

第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は世界66位ユーゴ・アンベール(フランス)と対戦する。前年優勝者ジョコビッチが、21歳アンベールに対してどのようなプレーを見せるか注目だ。

そのほか、第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第17シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と。第3シードのラファエル・ナダル(スペイン)は世界69位ジョアン・ソウザ(ポルトガル)との4回戦に臨む。

女子シングルス4回戦では、第7シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が今大会快進撃を見せている15歳コリ・ガウフ(アメリカ)と対戦する。

1968年のオープン化以降の「ウィンブルドン」で最年少となる、15歳122日での予選突破を果たした世界313位のガウフ。その年齢を感じさせないプレーで、本戦ではビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)らを破り、ベスト16入りを果たした。

元世界1位のハレプと、シンデレラストーリーを歩み続けるガウフがどのような試合展開を見せるか。試合は日本時間23時頃に開始予定だ。

混合ダブルス2回戦には、アンドレス・モルテーニ(アルゼンチン)/二宮真琴(日本/橋本総業ホールディングス)、クリストファー・ルンガット(インドネシア)/青山修子(日本/近藤乳業)が登場。それぞれ2回戦に臨む。

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【7月8日の注目ドロー】

◆男子シングルス

4回戦

[8]錦織圭(日本/日清食品)対 ミカエル・ククシュキン(カザフスタン)

[1]ノバク・ジョコビッチ(セルビア)対 ユーゴ・アンベール(フランス)

[17]マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)対 [2]ロジャー・フェデラー(スイス)

ジョアン・ソウザ(ポルトガル)対 [3]ラファエル・ナダル(スペイン)

◆男子ダブルス

3回戦

[11]ニコラ・マウ(フランス)/エドゥアール・ロジェ バセラン(フランス)対 [7]ボブ・ブライアン(アメリカ)/マイク・ブライアン(アメリカ)

◆女子シングルス

4回戦

[7]シモナ・ハレプ(ルーマニア)対 [Q]コリ・ガウフ(アメリカ)

[1]アシュリー・バーティ(オーストラリア)対 アリソン・リスク(アメリカ)

カロリーナ・ムチョバ(チェコ)対 [3]カロリーナ・プリスコバ(チェコ)

[11]セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)対 [30]カルラ・スアレス ナバロ(スペイン)

◆混合ダブルス

2回戦

ロベルト・リンドステット(スウェーデン)/エレナ・オスタペンコ(ラトビア)対 [Alt]アンドレス・モルテーニ(アルゼンチン)/二宮真琴(日本/橋本総業ホールディングス)

クリストファー・ルンガット(インドネシア)/青山修子(日本/近藤乳業)対 [6]ニコラ・メクティッチ(クロアチア)/アリシア・ロソルスカ(ポーランド)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」での錦織

(photo by Shaun Brooks/Action Plus via Getty Images)