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「これからは新たなバスケットボールライフを歩み始める」

ウォリアーズからネッツにトレードされたケビン・デュラントが、新天地で着用する背番号を発表した。大学時代から常に35番を着けてきたが、ネッツでは7番を選択。デュラント自身も立ち上げに加わった『Thirty Five Ventures』が、背番号変更に関する彼のコメントを発表した。

「35番は、家族と自分をメリーランド州のシート・プレザントから抜け出させてくれ、僕たちに世界を見せてくれた。35番のおかげで、おそらく出会う機会がなかったような人たちに会い、経験できる機会がなかったようなことを体験できて、決して達成できそうになかったことを成し遂げられた。35番のおかげでテキサス大学に進学できて、バスケットボールをプレーできた。35番のおかげで、NBAでプレーするという夢をシアトルで叶えられた。35番のおかげで、オクラホマシティでもプレーできて、絆を結ぶことができ、生涯の友情を手にすることができた。そして最後に、35番のおかげでベイエリアに行くことができて、2度も優勝できた。そして時間や距離に左右されない兄弟のような関係性を築くことができた」

デュラントが35番を着けていた理由は、彼にとって初めてのバスケットボールコーチだったチャールズ・クレイグという人物に関係がある。2005年4月30日、クレイグは銃撃事件の犠牲者となり、35歳という若さでこの世を去った。大学から35番を着けてプレーしてきたデュラントは、以前『The Oklahoman』に「自分がこの番号を着けている理由を、できるだけ多くの人に知ってもらいたい。コーチの存在と彼の名前を知ってもらうことが、自分の目標でもある」と語ったことがある。

その35番との別れについて、デュラントはこう答えている。「35番を選んだのは、自分にとって非常に近く、親愛なる人物に対する敬意を表すためだった。僕はこれからも彼と35番に敬意を表する。でも、これからは新たなバスケットボールライフを歩み始める。次に僕がフロアに立つ時から身に着ける番号は、7番になる。ブルックリンのみでの番号だ」

デュラントは右足のアキレス腱断裂により、来シーズンは全休の見込みだ。新背番号のジャージー姿が見られるまでしばらく時間はかかるが、7番とともにどういうストーリーが紡ぎ出されるのか、デュラントの復帰を待ちたい。