兵庫県西脇市の活性化のため、同市出身のクリエイターが結成した団体「ヘソノオ・クリエイティブ室」が、このたび3作品目となるPVを公開した。タイトルは「ヘソノオ少年~夢~」。
日本の地理上の中心であり「日本のへそ」と呼ばれてきた西脇市が、在住者や出身者らと繋がりを深める「日本のへその緒」をコンセプトに掲げた「ヘソノオプロジェクト」がスタートして3年。テーマソング「ヘソノオノウタ」が多くのメディアで取り上げられるなど、プロジェクトは拡大の一途を見せている。
新曲「ヘソノオ少年~夢~」は西脇市の野球少年が題材だ。西脇市は300勝投手の鈴木啓示、元オリックスバファローズ監督の森脇浩司、入団1年目からソフトバンクで活躍中の甲斐野央など、10名以上のプロ野球選手を輩出する野球王国。駅伝で有名な西脇工業高校野球部も2013年夏に甲子園出場、市内小中学校の野球部も全国大会の常連で、他府県の甲子園常連校からも常に注目されているまちである。
急激な少子高齢化でまちは寂れていくが、甲子園やプロ野球選手を夢見て練習に打ち込む子供たちは、街の希望である。そしてかつては子供で、同じように夢を追っかけ涙を飲んだ大人野球少年も子供たちといっしょに、また夢を追い続ける。少年から少年へ、へその緒のように引き継がれていく野球への想いと夢を描いた感動PVである。