<写真・1部残留を決め、笑顔を見せる選手たち> 7月7日、関西学院大学ボクシング場にて第73回関西学生リーグの1部2部入れ替え戦が行われ、関学は2部1位の立命大と対戦した。 相手の棄権により、LF(ライトフライ)級、F(フライ)級は…
<写真・1部残留を決め、笑顔を見せる選手たち>
7月7日、関西学院大学ボクシング場にて第73回関西学生リーグの1部2部入れ替え戦が行われ、関学は2部1位の立命大と対戦した。
相手の棄権により、LF(ライトフライ)級、F(フライ)級は不戦勝となった。圧倒的に有利となった関学だったが、B(バンタム)級の元永(商4)が敗れ、1勝差。だが、ここから下級生が力を見せつける。B級の井上(商1)がリーグ戦全敗の悔しさを晴らす判定勝ち。続くL(ライト)級の久高(法2)は3つのダウンを奪い、RSC勝ちを決めた。LW(ライトウェルター)級の松井(教2)の勝利で1部残留が決定。その後も勢いは止まることなく、W(ウェルター)級の坂根(商4)が人生初のKO勝ちを収めるなど、7-2で立命大を圧倒した。
今試合をもって4年生は引退。来年度は前田新主将(商3)を中心に、1部リーグAクラス入りを狙う。
【試合結果】
LF級 高橋(文4)不戦勝○
F級 中井(経2)不戦勝○
B級 元永 判定負け×
B級 井上 判定勝ち○
L級 久高 3RRSC勝ち○
L級 荒木(法3)判定負け×
LW級 松井 判定勝ち○
W級 坂根 1RKO勝ち○
M(ミドル)級 竹内(教1)判定勝ち○
試合後のコメント
元永光太郎主将「絶対に負けられない試合でプレッシャーはあったが、みんなが未来につながる試合をしてくれた。リーグ戦を全敗で終えてから、切り替えて一人一人が弱点を克服できたと思う。序盤に勝って勢いに乗れて、さらに関学のホームで戦えたことはみんなの力になった。この1年、キャプテンとして競技の中では引っ張れなかったが、新しいことにチャレンジしてチーム力向上に努めてきた。来年以降も受け継いでほしいし、後輩には意識の高い選手が多いので、なんとか1部Aクラス入りできるように頑張ってほしい」
大学ラストゲームをKO勝ちで収めた坂根「一瞬で物足りない感はあるが、KOできて気持ち良かった。右ストレートがしっかり相手に入っている感覚があり、相手が倒れていくところも見えた。KOはもちろん、こんなに早く試合を決めたのは人生で初めてなのでうれしい。大学からボクシングを始めて、辞めたいと思う時もあったが、同期の頑張りを見るたびに自分も負けていられないという気持ちになった。チームで頑張るという大切さを学んだ。本当にこの4年間が最高の思い出になった」