「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会6日目、混合ダブルス1回戦でアンディ・マレー(イギリス)/セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)ペアがアンド…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会6日目、混合ダブルス1回戦でアンディ・マレー(イギリス)/セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)ペアがアンドレアス・ミース(ドイツ)/アレクサ・グラーチ(チリ)ペアと対戦。6-4、6-1でマレー/セレナペアが勝利し、2回戦進出を果たした。

マレーは男子ダブルスにもピエール ユーグ・エルベール(フランス)とペアを組んで出場していたが、同日に行われた2回戦でニコラ・メクティッチ(クロアチア)/フランコ・シュクゴール(クロアチア)ペアに敗れている。

会見でマレーは「セレナと一緒に混合ダブルスに出るなんて、過去には思いもしなかった。この10日間で良い結果を出して、良い話題を提供できることを願っています」と語っていた。

一方のセレナはマレーとペアを組んだことについて「少し前に話をして、組むことに意味があると思いました。お互い試合数をこなしたいし、なによりウィンブルドンを愛しているからね」と語っていた。

第1セットの第1ゲームでいきなりブレークに成功したマレー/セレナペア。その後、お互いにサービスゲームをキープする展開が続いたが、そのリードを守り切って6-4で第1セットを先取した。マレー/セレナペアは第1セットで合計10本のブレークポイントを握っていたが、決められたのは第1ゲームだけで、初めて組んだペアの難しさが垣間見えた。

第2セットではより息が合いだし、マレー/セレナペアが序盤から優位に立つ。第1、第3ゲームをブレークして3ゲームを連取すると、第4ゲームで3本のブレークポイントをしのぎ、6-1で第2セットを連取して勝利を決めた。

試合を終えてセレナは「マレーとやったことはなかったけど、上手くいってハッピーです」と語り、マレーは「今日、男子ダブルスで負けてしまったので混合ダブルスに集中します。背中が少し堅いというか、ちょっと痛みはありますが、大丈夫だと思います」と語った。

マレーは男子ダブルス、セレナは女子シングルスの試合をそれぞれプレーしてからの試合となったが、疲れを見せることなく、それぞれの持つポテンシャルの高いプレーと、息の合ったプレーが会場を沸かせた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」でのマレー(左)とセレナ(右)

(Photo by Matthias Hangst/Getty Images)