「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会6日目、男子シングルス3回戦で、第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第27シードのルカ・プイユ…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会6日目、男子シングルス3回戦で、第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第27シードのルカ・プイユ(フランス)と対戦。7-5、6-2、7-6(4)でフェデラーが勝利し、17度目の4回戦進出を果たした。試合時間は2時間6分。

両者は過去に1度対戦しており、フェデラーの1勝0敗。2年ぶり9度目のタイトル獲得を目指すフェデラーが、2016年ベスト8のプイユを下し、セカンドウィークに駒を進めた。

第1セットではプイユに2度のブレークポイントを握られながらも落ち着いてしのいだフェデラー。第12ゲームでついに迎えたブレークチャンスを見事に活かしたフェデラーが7-5で第1セットを先取した。

第2セットではフェデラーがその勢いを活かして第2、第4ゲームでブレーク。第5ゲームでブレークバックを喫するも、第8ゲームで再びブレークし、6-2で第2セットを連取した。

第3セットでは両者がサービスゲームをキープする展開が続いた。第12ゲームでマッチポイントを握ったが、粘るプイユにしのがれ、タイブレークに突入。しかし、タイブレークでもプイユに隙を見せないフェデラーが7-6(4)で第3セットも奪ってストレートで勝利を決めた。

フェデラーはこれでグランドスラムで史上初の350勝を達成。また1つの記録を打ち立て、次戦に臨む。

次戦は第17シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。ベレッティーニは第24シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)をフルセットの末に撃破しての勝ち上がり。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」でのフェデラー

(Photo by Matthias Hangst/Getty Images)