「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会6日目、男子シングルス3回戦で、第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界71位のスティーブ・ジョンソ…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会6日目、男子シングルス3回戦で、第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界71位のスティーブ・ジョンソン(アメリカ)と対戦。第1セットは6-4で錦織が先取した。

両者は過去に4度対戦しており、錦織が全て勝利しているが、対するジョンソンは芝コート大会のタイトルを2個持っており、あなどれない。錦織も「芝だとさらに強さはあるのかなと思います」と警戒している。セカンドウィークへの生き残りをかけた対戦に注目が集まる。

第1セットはジョンソンのサービスゲームから始まった。錦織は第1ゲームでいきなりブレークチャンスをつかんだが、ここはジョンソンにしのがれてしまう。それどころか第2ゲームでブレークを喫し、追う立場となった。

錦織は第3ゲームでデュースに持ち込むが、ブレークすることができない。しかし第5ゲームで再びデュースに持ち込むと、今度はブレークに成功。続く第6ゲームをラブゲームでキープし、ゲームカウント3-3のイーブンに戻した。

さらに第7ゲームでもブレークに成功して1ブレークアップと先行した錦織。第8ゲームも危なげなくキープしてゲームカウント5-3とした。第9ゲームでも錦織は40-15から追い上げ、セットポイントを握る。ここはしのがれたが、第10ゲームのサービング・フォー・ザ・セットをしっかりキープし、6-4で第1セットを先取した。

試合は3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」での錦織圭

(Photo by Visionhaus/Getty Images)