7月6日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)大会6日目。男子シングルス3回戦、男子ダブルス2回戦、女子シングルス3回戦、女子ダブルス2回戦、混…
7月6日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)大会6日目。男子シングルス3回戦、男子ダブルス2回戦、女子シングルス3回戦、女子ダブルス2回戦、混合ダブルス1・2回戦が行われる。
男子シングルス3回戦、第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界71位のスティーブ・ジョンソン(アメリカ)と対戦する。両者は過去4回対戦しており、錦織が全て勝利している。最後に対戦したのは2016年「ATP1000 インディアンウェルズ」。
今大会1・2回戦ともにストレート勝利し、いい形での勝ち上がりを見せている錦織。対するジョンソンは1回戦はストレート勝ち、2回戦はフルセットを戦って勝ち上がってきた。
一方ジョンソンは芝コート大会のタイトルを2個持っており、あなどれない。「ウィンブルドン」の過去最高成績は2016年の4回戦進出だ。錦織も2回戦後の記者会見で「バックスライスが主体の選手なので、どうしても芝だと低いボールを打たされるのが楽ではないですし、フォアも一発があったりするので、ちょっといやな相手かなとは思います」「芝だとさらに強さはあるのかなと思います」と警戒した。
錦織が過去全勝の相手との3年ぶりの対戦を制し、さらなる高みに上ってくれることを期待したい。試合は日本時間19時に開始予定だ。
そのほか、第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)は第27シードのルカ・プイユ(フランス)と対戦する。両者の過去対戦成績は、フェデラーの1勝0敗。2年ぶり9度目のタイトル獲得を目指すフェデラーが、2016年ベスト8のプイユに対しどのようなプレーを見せるか。
また、第3シードのラファエル・ナダル(スペイン)は元世界5位のジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)と対戦する。両者の過去対戦成績は、ナダルの8勝4敗。一方、唯一芝コートで対戦した2011年「ATP500 ロンドン」ではツォンガが勝利している。
ダブルスでは、1月「全豪オープン」後に股関節の再手術を受け、シングルス復帰を目指しているアンディ・マレー(イギリス)が同日2試合に登場する。
男子ダブルス2回戦でピエール ユーグ・エルベール(フランス)とのペアで、第6シードのニコラ・メクティッチ(クロアチア)/フランコ・シュクゴール(クロアチア)と対戦。また混合ダブルス1回戦でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)とペアを組み、アンドレアス・ミース(ドイツ)/アレクサ・グラーチ(チリ)と対戦する。
混合ダブルスでのマレー/セレナの試合は、当初前日に予定されていたがスケジュール変更に。マレーはシングルスでグランドスラム3回優勝。セレナはグランドスラムで23回のシングルス優勝を誇るだけでなく、女子ダブルスでも14回、混合ダブルスでも2回優勝経験を持っている。素晴らしい実績を持つもの同士の豪華ペアのプレーに注目だ。
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【7月6日の注目ドロー】
◆男子シングルス
3回戦
[8]錦織圭(日本/日清食品)対 スティーブ・ジョンソン(アメリカ)
[27]ルカ・プイユ(フランス)対 [2]ロジャー・フェデラー(スイス)
ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)対 [3]ラファエル・ナダル(スペイン)
[33]ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)対 ミカエル・ククシュキン(カザフスタン)
◆男子ダブルス
2回戦
ピエール ユーグ・エルベール(フランス)/アンディ・マレー(イギリス)対 [6]ニコラ・メクティッチ(クロアチア)/フランコ・シュクゴール(クロアチア)
◆女子シングルス
3回戦
[1]アシュリー・バーティ(オーストラリア)対 ハリエット・ダート(イギリス)
[11]セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)対 [18]ユリア・ゲルゲス(ドイツ)
◆混合ダブルス
1回戦
アンディ・マレー(イギリス)/セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)対 アンドレアス・ミース(ドイツ)/アレクサ・グラーチ(チリ)
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ウィンブルドン」での錦織
(Photo by Visionhaus/Getty Images)