前年準優勝アンダーソンが3回戦敗退。女子は15歳ガウフがベスト16入りの快進撃[ウィンブルドン]

7月5日、「ウィンブルドン」（イギリス・ロンドン／7月1日～男子14日・女子13日／芝コート）大会5日目。男子シングルス3回戦、男子ダブルス1・2回戦、女子シングルス3回戦、女子ダブルス2回戦…

7月5日、「ウィンブルドン」（イギリス・ロンドン／7月1日～男子14日・女子13日／芝コート）大会5日目。男子シングルス3回戦、男子ダブルス1・2回戦、女子シングルス3回戦、女子ダブルス2回戦、混合ダブルス1回戦が行われた。

男子シングルス3回戦、第1シードのノバク・ジョコビッチ（セルビア）が世界48位ホベルト・ホルカシュ（ポーランド）と対戦。ジョコビッチが7-5、6(5)-7、6-1、6-4で勝利し、同大会3年連続のベスト16入りを決めた。

第4シードのケビン・アンダーソン（南アフリカ）は第26シードのギド・ペラ（アルゼンチン）と対戦。アンダーソンは4-6、3-6、6(4)-7で敗れ、3回戦敗退となった。

前年同大会では準優勝を果たしたアンダーソン。今シーズンは肘の怪我のため「全仏オープン」を含むクレーコートシーズンをスキップし、「ウィンブルドン」の前哨戦「ATP500 ロンドン」で復帰。今大会での活躍が注目されていたが、ベスト16進出はならなかった。

また、第10シードのカレン・ハチャノフ（ロシア）、第11シードのダニール・メドベージェフ（ロシア）もそれぞれ3回戦で敗れ、大会1週目で姿を消すこととなった。

女子シングルス3回戦では、第7シードのシモナ・ハレプ（ルーマニア）が世界40位ビクトリア・アザレンカ（ベラルーシ）と対戦。今回で5度目となる対戦をハレプが6-3、6-1で制し、ベスト16進出を決めた。

そして、予選勝者の15歳コリ・ガウフ（アメリカ）は世界60位ポロナ・ヘルツォグ（スロベニア）に3-6、7-6(7)、7-5と逆転勝利。ガウフは第2セットでマッチポイントを握られるも凌ぎ、勝利を収めた。

1968年のオープン化以降の「ウィンブルドン」で最年少となる、15歳122日での予選突破を果たしたガウフは、本戦1回戦でビーナス・ウイリアムズ（アメリカ）を、2回戦で2017年同大会でベスト4へ進出したマグダレナ・リバリコバ（スロバキア）をそれぞれ撃破。快進撃が続いている。

女子ダブルス2回戦では、二宮真琴（日本／橋本総業ホールディングス）／レナタ・ボラコバ（チェコ）が第13シードのドゥアン・インイン（中国）／ジェン・サイサイ（中国）に。青山修子（日本／近藤乳業）／アレクサンドラ・クルニッチ（セルビア）は第6シードのエリース・メルテンス（ベルギー）／アーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）にそれぞれ敗れ、残念ながら2回戦敗退となった。

混合ダブルス1回戦では、マクラクラン勉（日本）／加藤未唯（日本／ザイマックス）がストレート負けで敗退。クリストファー・ルンガット（インドネシア）／青山修子（日本／近藤乳業）は逆転勝利で初戦突破した。

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【7月5日主な試合結果】

◆男子シングルス

3回戦

〇[1]ノバク・ジョコビッチ（セルビア）7-5、6(5)-7、6-1、6-4 ●ホベルト・ホルカシュ（ポーランド）

〇[26]ギド・ペラ（アルゼンチン）6-4、6-3、7-6(4) ●[4]ケビン・アンダーソン（南アフリカ）

〇[23]ロベルト・バウティスタアグート（スペイン）6-3、7-6(3)、6-1 ●[10]カレン・ハチャノフ（ロシア）

〇[21]ダビド・ゴファン（ベルギー）4-6、6-2、3-6、6-3、7-5 ●[11]ダニール・メドベージェフ（ロシア）

◆男子ダブルス

2回戦

〇[1]ルーカシュ・クボト（ポーランド）／マルセロ・メロ（ブラジル）6(11)-7、6-4、6-3、7-6(10) ●アレックス・デミノー（オーストラリア）／マット・リード（オーストラリア）