写真:張本智和(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部

<ITTFワールドツアー・韓国オープン 2019年7月2日~7月7日>

5日、4日目を迎えた韓国オープン・男子シングルス2回戦に張本智和(7月世界ランキング4位・木下グループ)が登場。張本は中国香港の黄鎮廷(同18位)をゲームカウント4-2で下し、明日の準々決勝に駒を進めた。

張本は序盤、黄鎮廷の巧みなサービスと回転量の多いドライブに苦しめられ、ゲームカウント1-2とリードされる展開に。第4ゲームも7-10と追い込まれるも、得意のバックハンド攻撃とフォアのカウンターブロックでデュースに持ち込む。両者一歩も譲らない展開が続くも、最後は連続フォア攻撃が決まって15-13で第4ゲームを奪い、ゲームカウント2-2とする。第5ゲーム以降は、前陣での早い両ハンド攻撃で相手を台から下げ、有利な展開に持ち込むと、第6ゲーム16-14のデュースを制して、4-2で黄鎮廷に勝利した。

張本智和 試合後のコメント




写真:張本智和(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部

勝利が決まった瞬間、倒れこみながらガッツポーズした張本は「前回も黄鎮廷選手とは最後ギリギリで、前回よりも負けそうな試合だったが、最後何回もデュースを乗り越えて勝てたので、喜びが出た」とコメント。

強く打つのではなく、張本のミスを誘うプレーをしてきた黄鎮廷に対し、「今回は今まで一番対策されたと思うし、自分も一番やりづらい試合だった」と試合を振り返った。




写真:張本にアドバイスをする倉嶋監督/撮影:ラリーズ編集部

苦しい試合を乗り越えられた要因については「1-2の8-10で相手もタイムアウトを使って、そのゲームが勝負だと思ってたはずだが、そこで冷静に倉嶋監督と話し合って『負けるにしても絶対諦めずに最後まで戦おう』と言ってもらったので、自分も心を立て直せた」とベンチの倉嶋監督のアドバイスがポイントとなったようだ。

張本は明日の準々決勝進出が決定。明日は中国の王楚欽(同71位)との対戦する。王楚欽は世界ランキングこそ低いが、今年4月の世界選手権の男子ダブルスで優勝しており、昨年のユース五輪の男子シングルスでは決勝で張本智和を倒して優勝している実力者。

張本は「ユースオリンピックで負けている王楚欽選手なので、団体でリベンジはしているが、自分が挑戦者の気持ちで明日も勝ちに行きたい」と力強く意気込みを語った。

詳細スコア




写真:張本智和(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部

〇張本智和 4-2 黄鎮廷(中国香港)
7-11/11-4/5-11/15-13/11-6/16-14

文:ラリーズ編集部