錦織 2回戦も快勝、対戦可能性あったイズナーは敗退。ダブルスではマレー／エルベールが初戦突破[ウィンブルドン]

7月4日、「ウィンブルドン」（イギリス・ロンドン／7月1日～男子14日・女子13日／芝コート）大会4日目。男子シングルス2回戦、男子ダブルス1回戦、女子シングルス2回戦、女子ダブルス1回戦が行…

7月4日、「ウィンブルドン」（イギリス・ロンドン／7月1日～男子14日・女子13日／芝コート）大会4日目。男子シングルス2回戦、男子ダブルス1回戦、女子シングルス2回戦、女子ダブルス1回戦が行われた。

男子シングルス2回戦、第8シードの錦織圭（日本／日清食品）が世界55位キャメロン・ノリー（イギリス）と対戦。錦織が6-4、6-4、6-0、試合時間1時間48分でストレート勝利し、同大会4年連続の3回戦進出を決めた。

この試合、錦織はネットに多く出る姿勢を貫き、1回戦と同じく75%のネットプレーポイント獲得率を記録。また、リターンゲームポイント獲得率は53%と、相手のサービスゲームで半分以上のポイントを奪った。

試合後のインタビューで錦織は「良かったですね。特に最後のセットはパーフェクトなゲームができたんじゃないかと思います。サーブも良かったですし、リターンも徐々に冴えてきて、アグレッシブなプレーも混ぜていけたので、良いプレーができたと思います」と振り返った。

そのほか、第2シードのロジャー・フェデラー（スイス）は20歳の地元選手ジェイ・クラーク（イギリス）と対戦し、6-1、7-6(3)、6-2で勝利。フェデラーはこの試合46本のウィナーを決め、相手に1度もブレークを許さなかった。

また、第3シードのラファエル・ナダル（スペイン）は世界43位ニック・キリオス（オーストラリア）と対戦。ナダルが6-3、3-6、7-6(5)、7-6(3)で勝利し、これでキリオスに対して4勝3敗となった。

一方、順当に勝ち進んだ場合4回戦で錦織と対戦の可能性があったジョン・イズナー（アメリカ）は、世界58位ミカエル・ククシュキン（カザフスタン）にフルセットの末敗れ、2回戦で姿を消すこととなった。

男子ダブルス1回戦では、1月の「全豪オープン」後に股関節の再手術を受け、シングルス復帰を目指しているアンディ・マレー（イギリス）が登場。ピエールユーグ・エルベール（フランス）とのペアで、マリウス・コピル（ルーマニア）／ユーゴ・アンベール（フランス）に4-6、6-1、6-4、6-0で勝利し、初戦を突破した。

女子シングルス2回戦では、第1シードのアシュリー・バーティ（オーストラリア）が世界58位アリソン・バンウィトバンク（ベルギー）に6-1、6-3と圧勝。第11シードのセレナ・ウイリアムズ（アメリカ）は予選勝者の18歳カーヤ・ユバン（スロベニア）に2-6、6-2、6-4と逆転勝利で3回戦進出を決めた。

女子ダブルス1回戦では、二宮真琴（日本／橋本総業ホールディングス）／レナタ・ボラコバ（チェコ）が逆転勝利。青山修子（日本／近藤乳業）／アレクサンドラ・クルニッチ（セルビア）はストレート勝利し、2回戦進出を決めた。

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【7月4日主な試合結果】

◆男子シングルス

2回戦

〇[8]錦織圭（日本／日清食品）6-4、6-4、6-0 ●キャメロン・ノリー（イギリス）

〇[2]ロジャー・フェデラー（スイス）6-1、7-6(3)、6-2 ●[WC]ジェイ・クラーク（イギリス）

〇[3]ラファエル・ナダル（スペイン）6-3、3-6、7-6(5)、7-6(3) ●ニック・キリオス（オーストラリア）

〇ミカエル・ククシュキン（カザフスタン）6-4、6(3)-7、4-6、6-1、6-4 ●[9]ジョン・イズナー（アメリカ）

◆男子ダブルス

1回戦