古豪復活の看板を背負う。今年度も多くの新星が加入した明大競走部。長距離、短距離、競歩の各部門、新戦力として大きな期待がかかる。今特集は全7回に分けて19人のルーキーを紹介する。

 第2回は、漆畑瑠人(文1=鹿児島城西)、加藤大誠(営1=鹿児島実業)、櫛田佳希(政経1=学校法人石川)の3人です。(この取材は6月15日に行われたものです)

 

漆畑

――4月から何度か記録会に出場されていますが順調ですか。

 「六大学対抗では体調不良もあって力を出すことができなかったです。そこから日体大記録会と世田谷記録会でベストは出せなかったのですが、調子が上がってきているなと実感しています」

――競技人生で印象に残っているレースはありますか。

 「高校3年次の全国高校駅伝がチーム初出場だったので一番思い出に残るレースです」

――全国高校駅伝出場を決めた県駅伝を振りかえっていかがですか。

 「それまで1回も勝てていなかったということで僕がチームのエースとして出場した中で1位にもっていけたのでうれしかったです」

――トラックでは1500メートルなど中距離がメインでした。

 「1500メートルと3000メートル障害でインターハイに出たのですが、そこで全国の壁を痛感してスピードだけでは駄目だなと。大学に入ったら長い距離もあるのでスタミナも付けていかなければと感じました」

――明大を選んだ理由は何ですか。

 「高校の先輩で今、旭化成で活躍している大六野秀畝(平27政経卒・現旭化成)先輩に憧れたというのと、4年生の南俊希(政経4=鹿児島城西)先輩も同じ高校の先輩でその2人に憧れていこうかなと思いました」

――具体的に大六野選手のどういったところに憧れますか。

 「走りのフォームがきれいでストイックに練習を積むところ、生活への意識の高さを高校時代から聞いていたので憧れをもっています」

――ご自身の強みは。

 「スピードはある方だと思います。あと気持ちの面で粘り強さがあると思います」

――この1年間の目標はありますか。

 「トラックの5000メートル、1万メートルの自己ベストを更新すること、箱根駅伝の予選会を走ること、三大駅伝の全日本駅伝と箱根駅伝に1年生から出場することです」

加藤

――明大に入った理由は何でしょうか。

 「明治大学は伝統もあって、1度箱根の出場権は逃したんですけど、今一番上がってるチームだと思っていて、その中で阿部さん(弘輝主将・政経4=学校法人石川)とかめちゃめちゃ強い人がたくさんいる中で、僕も高いレベルの中で練習をしていきたいなと思って選びました」

――高校との違いは感じましたか。

 「はい、フリーな感じが多くて、上下関係とかも仲良くていいんですけど、練習も自らやっていかないといけないです。あまり見られていない中やらなきゃいけないというのがあって、それは変わっているな、高校とは全然違うなとは思いましたね」

――都会への憧れはありましたか。

 「元々陸上やるやらないにしても小学校の頃から東京には行きたいと思っていたので、この大学に来れてすごくうれしいです」

――練習などで意識している先輩はいらっしゃいますか。

 「鈴木聖人さん(政経2=水城)は意識しています。1個上でもあるので、一番歳が近い先輩なので。高校からめちゃめちゃ速かったのは知っているので、意識はあります」

――今年度の目標は何でしょうか。

 「やはり箱根駅伝出場で、もちろん出たら区間上位で走ることは必須だと思っていて、今各学年みんな強いですが、その中で走りたいなとは思っています」

――4年間での目標をお願いします。

 「箱根駅伝で区間賞、区間新記録とか、今の阿部さんみたいに誰が見てもエースだと言われるような選手になりたいと思っています」


 

櫛田

――明大に入学した理由はなんですか。

 「ここは自分でやらなきゃ強くなれないチームだと聞いていて、大学後自分は実業団も目指しているので、自分で考えて行動できる選手でなければ上は目指せないと思うので、明大を選びました。あとは先輩の大きさというのもあって、阿部さんの背中を1年生で追って、2年生3年生とスキルアップできたらいいなと思い決めました」

――関東インカレを振り返って。

 「自分の中では全然思ったような走りができなくて、気持ちの面で負けたというのが問題でした。これからまた大舞台が続くので、そういう舞台で強い選手にどのように食らいつけるかというのが気持ちやレース勘の練習を積んでいかなければ、そこは埋め合わせできないので、しっかり考えて走っていきたいです」

――同期にライバルはいますか。

 「加藤や漆畑、最近ケガしていたんですけど小澤大輝(政経1=韮山)や、杉本龍陽(政経1=札幌日大)とか最近調子を伸ばしている人も多いです。そこでの差を離すのではなく、みんなで強くなっていくことがチームとして大事だと思っているので、負けたくはないですけど、共に強くなっていきたいです」

――駅伝シーズンへの意気込みをお願いします。

 「箱根駅伝が1番の目標ですが、全日本駅伝もあって、そこで区間をしっかり走りたいです。今の関カレの状態では全然勝負にならないと思っているので、いきなり区間賞だったり大きな目標を立てるのではなくて、自分の中でしっかりとした走りをして、区間上位の走りなど現時点で可能な目標を立てて、チームに貢献することを1番に考えていきたいです」

[競走部担当一同]