写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部

<ITTFワールドツアー・韓国オープン 2019年7月2日~7月7日>

4日、韓国オープン3日目、女子シングルスの決勝トーナメントが始まった。早田ひな(7月世界ランキング39位・日本生命)が劉詩雯(同2位・中国)と対戦した。早田は今年2月に行われたポルトガルオープンで劉詩雯を下しており、今大会でも熱戦が予想された。

早田は第1ゲームを落とし、迎えた第2ゲーム、先にゲームポイントを握るも追いつかれ、13-13でタイムアウト。その後、威力ある両ハンドで攻めた早田が16-14で取り、試合はゲームカウント1-1の振り出しへ。

中陣からでも威力ある両ハンドドライブを打ち込める早田。フォアストレートへのフォアドライブは劉詩雯にも十分通用している。早田は第3ゲームを落とすも、第4ゲームは男子選手顔負けのパワードライブを打ち込み、ゲームカウントは2-2と追いつく。しかし、第5、6ゲームは早田のボールに慣れミスが減った劉詩雯に軍配があがり、早田はゲームカウント2-4で敗れた。

今大会、早田は中国選手に2勝し予選を通過。敗れはしたものの世界選手権優勝の劉詩雯に2-4と迫り、中国選手と互角に打ち合える実力を示すには十分な結果を出し、今後に繋がる戦いを見せた。

早田ひな 試合後のコメント




写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部

試合後、早田は「劉詩雯は、世界選手権でも後半でどんどん強くなっているイメージがあったので、戦術の練り方が難しかった。最後2-2になってボールが慣れてきてから戦術やコース取りが上手かった」と劉詩雯との激戦を振り返った。

また、「ジャパンオープンもそうだが、(中国選手相手に)2ゲーム取れるようになってきているのは自信を持てる。3-3になれば最後はどちらに転ぶかわからないので、2ゲームとった後の3ゲーム目を取るということがすごく重要。でもその3ゲームをとるというのは、いつも通りやっていても上手くいかない。どうにかしてそこを乗り越えないと中国のトップ選手には勝てないと感じた」と戦術面での課題を口にした。

今大会、3試合連続で中国選手との対決になったことを聞かれ「予選の2試合は頭でしっかり勝てた。1日で2試合やったが、今まで感じたことのないくらい頭が疲れた。でもその頭を使うということがどれだけ大事かということがわかったし、トップ選手に勝つにはもう1つ頭の切り替えがいるなと思った。これだけ中国選手と対戦できたのはいい経験」と十分な手応えも感じているようだった。

詳細スコア




写真:早田ひなにリベンジを果たした劉詩雯(中国)/撮影:ラリーズ編集部

早田ひな 2-4 〇劉詩雯(中国)
5-11/16-14/7-11/11-8/6-11/5-11


文:ラリーズ編集部