7月3日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)大会3日目。男子シングルス2回戦、男子ダブルス1回戦、女子シングルス2回戦、女子ダブルス1回戦が行…
7月3日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)大会3日目。男子シングルス2回戦、男子ダブルス1回戦、女子シングルス2回戦、女子ダブルス1回戦が行われた。
男子シングルス2回戦、前年優勝者で今大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が世界111位デニス・クドラ(アメリカ)と対戦。ジョコビッチが6-3、6-2、6-2とストレート勝利し、3回戦進出。
ジョコビッチはこの試合13本のサービスエースを決め、1時間33分で勝利を収めた。
前年準優勝者で今大会第4シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)は、世界288位ヤンコ・ティプサレビッチ(セルビア)と対戦。6-4、6(5)-7、6-1、6-4でアンダーソンが勝利し、同大会3年連続の3回戦進出を決めた。
アンダーソンは、ファーストサービスが入った時のポイント獲得率88%を記録。また、元世界8位のティプサレビッチに1度もブレークを許さなかった。
そのほか、第10シードの23歳カレン・ハチャノフ(ロシア)、第11シードの23歳ダニール・メドベージェフ(ロシア)が3回戦進出。一方、第22シードのスタン・ワウリンカ(スイス)は世界63位のライリー・オペルカ(アメリカ)にフルセットの末敗れ、同大会2年連続2回戦敗退となった。
男子ダブルス1回戦では、マクラクラン勉(日本)/ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)が第1シードのルーカシュ・クボト(ポーランド)/マルセロ・メロ(ブラジル)と対戦。
マクラクラン勉/ストルフは強豪ペアを相手に第1セットを先取したが、最終スコア6-4、3-6、5-7、5-7で残念ながら初戦敗退となった。
女子シングルス2回戦では、第3シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が世界52位モニカ・プイグ(プエルトリコ)に。第7シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)は世界53位ミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)にそれぞれ勝利し、3回戦進出を決めた。
また、予選を勝ち抜き1968年のオープン化以降史上最年少となる若さで本戦出場している15歳の世界313位コリ・ガウフ(アメリカ)は、世界139位で30歳のマグダレナ・リバリコバ(スロバキア)と対戦。ガウフは1度もブレークのピンチを迎えることなく6-3、6-3で快勝した。
女子ダブルス1回戦では、日比野菜緒(日本/ブラス)/加藤未唯(日本/ザイマックス)がアナ・ブリンコワ(ロシア)/ワン・ヤファン(中国)に6-2、3-6、5-7と逆転で敗れ、残念ながら初戦敗退となった。
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【7月3日 主な試合結果】
◆男子シングルス
2回戦
〇[1]ノバク・ジョコビッチ(セルビア)6-3、6-2、6-2 ●デニス・クドラ(アメリカ)
〇[4]ケビン・アンダーソン(南アフリカ)6-4、6(5)-7、6-1、6-4 ●ヤンコ・ティプサレビッチ(セルビア)
〇[10]カレン・ハチャノフ(ロシア)4-6、6-4、7-5、6-4 ●[WC]フェリシアーノ・ロペス(スペイン)
〇[11]ダニール・メドベージェフ(ロシア)6(6)-7、6-1、6-4、6-4 ●[Q]アレクセイ・ポプリン(オーストラリア)
〇ライリー・オペルカ(アメリカ)7-5、3-6、4-6、6-4、8-6 ●[22]スタン・ワウリンカ(スイス)
◆男子ダブルス
1回戦
〇[1]ルーカシュ・クボト(ポーランド)/マルセロ・メロ(ブラジル)4-6、6-3、7-5、7-5 ●マクラクラン勉(日本)/ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)
◆女子シングルス
2回戦
〇[3]カロリーナ・プリスコバ(チェコ)6-0、6-4 ●モニカ・プイグ(プエルトリコ)
〇[7]シモナ・ハレプ(ルーマニア)6-3、4-6、6-2 ●ミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)
〇[8]エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)5-7、6-5(Ret) ●マルガリータ・ガスパリアン(ロシア)
〇[Q]コリ・ガウフ(アメリカ)6-3、6-3 ●マグダレナ・リバリコバ(スロバキア)
◆女子ダブルス
1回戦
〇アナ・ブリンコワ(ロシア)/ワン・ヤファン(中国)2-6、6-3、7-5 ●日比野菜緒(日本/ブラス)/加藤未唯(日本/ザイマックス)
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ウィンブルドン」でのジョコビッチ
(Photo by TPN/Getty Images)