「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)男子シングルス1回戦でストレート勝利した錦織圭(日本/日清食品)。試合後の記者会見で、前日の女子シングルス1回戦で敗退となった大坂なおみ(日本/日清食品)に…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)男子シングルス1回戦でストレート勝利した錦織圭(日本/日清食品)。試合後の記者会見で、前日の女子シングルス1回戦で敗退となった大坂なおみ(日本/日清食品)について語った。

大坂は芝前哨戦の「バーミンガム・クラシック」2回戦で敗退したあと、約5ヵ月・21週にわたって守ってきた世界ランキング1位の座から陥落。WTA(女子テニス協会)公式サイトによると、大坂は「ウィンブルドン」前の記者会見で「精神的には想像以上にストレスとプレッシャーがありました」と明かしていた。

そして今大会、バーミンガムに続き世界39位ユリア・プティンセバ(カザフスタン)に再び敗れ、試合後の記者会見では落胆した様子を見せた。

錦織はそんな大坂を思いやり「僕よりはるかにプレッシャーはあるので。やっぱり世界から来るプレッシャーだったり、1位を守るっていうプレッシャーは計り知れないので」と話した。

また、次のように温かいエールを贈った。

「ホントに急に1位になったんで、慣れるまでに時間かかるものだと思います。まだむちゃくちゃ若いんで。ゆっくりやって欲しいですね。テニス的にも100% 1位の実力を持っているし、あんまり気にせずやってもらいたいですね」

自身は1回戦をストレートで勝利し、グランドスラム90勝目を挙げた錦織。2回戦は地元選手のキャメロン・ノリー(イギリス)と初対戦する予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」での錦織圭

(photo by Shaun Brooks/Action Plus via Getty Images)