「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会2日目、男子シングルス1回戦。第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が、世界113位のチアゴ・モンテーロ…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会2日目、男子シングルス1回戦。第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が、世界113位のチアゴ・モンテーロ(ブラジル)を6-4、7-6(3)、6-4で破り、8年連続の初戦突破を果たした。

前哨戦の「ATP500 ハレ」を欠場したため、この試合が今年最初の芝コート公式戦となった錦織だが、しっかりと適応したプレーを見せ、世界113位を相手に地力の差を見せた。

なかでも光ったのはネットプレー。32回ネットに出て24回、75%をポイントに結びつけ、攻撃的かつ安定したプレーを見せた。錦織自身も試合後に「なるべく前に出たり、サーブアンドボレーを混ぜたりというのは必要だと思っていて、要所要所で混ぜていけたと思います」と語っている。

その結果、サービスゲームでは72%のポイント獲得率を記録。1度ブレークは許したものの、3セットでピンチはこの1本だけだった。

勝利した錦織は2回戦でキャメロン・ノリー(イギリス)と対戦する。ノリーはデニス・イストミン(ウズベキスタン)を下しての勝ち上がり。

地元イギリスの選手、そして1回戦に続く左利きとの対戦となるが、次戦もストレートで勝利することが期待される。

【錦織 対 モンテーロ 主なスタッツ】

◆錦織

サービスエース         5本

ダブルフォルト         4本

ファーストサーブ成功率     70%

ファーストサーブポイント獲得率 78%

セカンドサーブポイント獲得率  59%

ブレークポイント勝率      3/7

ウィナー            36本

アンフォーストエラー      33本

◆モンテーロ

サービスエース         8本

ダブルフォルト         1本

ファーストサーブ成功率     70%

ファーストサーブポイント獲得率 68%

セカンドサーブポイント獲得率  52%

ブレークポイント勝率      1/1

ウィナー            22本

アンフォーストエラー      23本

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」での錦織圭

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)