「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会2日目、男子シングルス1回戦。第5シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が世界65位のサム・クエリ…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会2日目、男子シングルス1回戦。第5シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が世界65位のサム・クエリー(アメリカ)と対戦。ティームは7-6(4)、6(1)-7、3-6、0-6で敗れ、まさかの2年連続初戦敗退となった。

今年3月のハードコート大会「ATP1000 インディアンウェルズ」では初のマスターズ1000優勝、「全仏オープン」では2年連続で準優勝と好調だったティームだが、この芝コートのグランドスラムでは結果を出すことができなかった。

ビッグサーバーであるクエリーは、ファーストサーブポイント獲得率で驚異の90%を記録。ティームはなかなかチャンスをものにできず、それどころか、第4セットでは1ゲームもキープできなかった。

クエリーはこの「ウィンブルドン」で2017年にベスト4へ進出。2016年3回戦では当時世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)を、2017年準々決勝でも当時1位のアンディ・マレー(イギリス)を破った経験を持ち、ティームにとって1回戦で対戦するにはタフな相手だった。

また、大会2日目を終えて、男子シングルス1回戦が全て終了。第5シードのティームのほか、初日に第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、第7シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が敗れており、上位8シードのうち3人が、早くも大会を去る波乱となっている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」でのティーム

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)