「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会2日目、男子シングルス1回戦で、第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界113位のチアゴ・モンテーロ…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会2日目、男子シングルス1回戦で、第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界113位のチアゴ・モンテーロ(ブラジル)と対戦。6-4、7-6(3)、6-4で錦織が勝利し、8年連続の2回戦進出を果たした。

勝利した錦織はデニス・イストミン(ウズベキスタン)とキャメロン・ノリー(イギリス)の勝者と2回戦で対戦する。

第3セットは錦織のサービスゲームから。序盤からお互いにサービスゲームをキープする展開が続いた。

お互い一歩も譲らず、ブレークチャンスも無いままに、試合が続いていく。

そしてゲームカウント5-4で迎えた第10ゲーム、ついに錦織が15-40とマッチポイントを握った。この千載一遇のチャンスに、丁寧なラリーを返し続けた錦織。モンテーロのショットがアウトの判定となり、勝ったかに思われたが、ここはチャレンジの結果わずかにイン。続くプレーでしのがれたものの、最後はしっかりと決めて6-4で第3セットを連取。8年連続の初戦突破を果たした。

錦織はこの試合、芝コートの試合らしく攻撃的なネットプレーを展開。32回ネットに出て、75%をポイントに結びつけるなど、試合の主導権を握った。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」での錦織

(Photo by Simon Stacpoole/Offside/Getty Images)