「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)女子シングルス1回戦でまさかの初戦敗退となった、第2シードの大坂なおみ(日本/日清食品)。またも世界39位ユ…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)女子シングルス1回戦でまさかの初戦敗退となった、第2シードの大坂なおみ(日本/日清食品)。またも世界39位ユリア・プティンセバ(カザフスタン)に敗れた後、記者会見で落胆した様子を見せた。

大会公式サイトによると、大坂はうまくプレー出来なかったと話し、相手プティンセバのレベルには「驚きはしなかった」という。

「私にとって重要なのはただ楽しむことで、楽しみ方を学ぶことです。自分自身のプレッシャーを取り除くというか、どうにかその方法を見つけられればと思います」

大坂は前回のプティンセバとの対戦時とほぼ同数の38本のアンフォーストエラーを記録。対するプティンセバはわずか7本。大坂は前回の対戦から成長できず、力なく敗れ去った。

BBCによると、記者から年齢が敗戦の要因になるかと聞かれた大坂は「年齢を何かのせいにするつもりはありません」と答えた。

「そういった質問に対しての答えは『まだ解決策は見つかっていません』です」「練習ではわるくなかったので、今日はもっと良いプレーができたはずだと思います」「誰しも試合では何が起こるのか分かりません」

そして記者会見が始まってから4分ほど経つと、大坂は「退席してもいいですか?」「泣きそうなので」と訴え退席した。

今回は残念な結果となった大坂。彼女がグランドスラムで初戦敗退したのは、2017年の「全仏オープン」以来2回目となる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」での大坂なおみ

(Photo by Shi Tang/Getty Images)