「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会初日、男子シングルス1回戦で、第7シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が世界89位のトーマス・ファビアーノ(イタリア)と対戦。チチパスは4-6、…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会初日、男子シングルス1回戦で、第7シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が世界89位のトーマス・ファビアーノ(イタリア)と対戦。チチパスは4-6、6-3、4-6、7-6(8)、3-6で敗れ、まさかの初戦敗退となった。

両者は昨年の「ウィンブルドン」3回戦でも対戦。その時は、チチパスが6-2、6-1、6-4のストレート快勝を飾っていたが、今回はその雪辱をファビアーノに果たされた。

この試合では、両者に何度もチャンスが訪れたが、チチパスは10本中2本をブレーク、ファビアーノは11本中5本をブレークと、勝負所での決定率が勝敗を分けた。

大会公式サイトによると、チチパスは「今日は彼がとても良いプレーをした。自分のプレーを思うと、5セットではなく、3セットで負けてもおかしくなかった。どうやって5セットまで持ち込めたのかわからない。ファイティングスピリットでなんとか2セット取れたんだろう」とコメントしている。

また同日には第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)も初戦敗退を喫しており、大会初日にして第6、第7シードの期待の若手が姿を消すという波乱となった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」でのチチパス

(Photo by Mike Hewitt/Getty Images)