「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会初日、男子シングルス1回戦で、第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が世界124位のイリ・ベセ…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会初日、男子シングルス1回戦で、第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が世界124位のイリ・ベセリ(チェコ)と対戦。ズベレフが6-4、3-6、2-6、5-7で敗れ、まさかの初戦敗退となった。

ズベレフはこの試合、24本ものサービスエースを叩き込んだ。しかし、ファーストサーブポイント獲得率こそ74%だったが、セカンドサーブポイント獲得率は39%止まり。一方、相手のベセリはファーストサーブポイント獲得率が80%、セカンドサーブポイント獲得率は51%とズベレフより安定していた。

ズベレフは第1セットでは相手にチャンスを与えず、ワンチャンスをものにしてセットを奪ったが、その後はブレークできず、逆に5つのブレークを喫した。

ズベレフは2017年7月末にトップ10入り、同年9月にはトップ5入りしているが、グランドスラムの最高成績はベスト8が2回(2018年と2019年の「全仏オープン」)のみ。ランキングに対して物足りない結果となっており、今回も結果を出すことができなかった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」でのズベレフ

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)