「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会初日、女子シングルス1回戦で、第2シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界39位のユリア・プティンセ…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会初日、女子シングルス1回戦で、第2シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界39位のユリア・プティンセバ(カザフスタン)と対戦。大坂は6(4)-7、2-6で敗れ、初戦敗退となった。

勝利したプティンセバは、2回戦でビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)と対戦する。ゴルビッチはイガ・シフィオンテク(ポーランド)を破っての勝ち上がり。

第2セットは大坂のサービスゲームから。第1ゲームで15-40といきなりのピンチを迎えた大坂は、得意のサーブを駆使してデュースに持ち込み、キープ。

第5ゲームでまたもブレークポイントを握られた大坂は、渾身のサーブを放つとプティンセバのリターンがサイドラインギリギリのところに落ちた。そしてチャレンジの結果ほんのわずかにラインにかかっており、インの判定。大坂が1ブレークダウンとされた。

続く第6ゲームでデュースの末にブレークポイントを握った大坂だが、ボレーを立て続けにミスしてしまい、追いつくことができない。

さらに第7ゲームでもブレークを喫して後がなくなった大坂。プティンセバのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームでブレークすることができず、2-6で第2セットを落として初戦敗退となった。

大坂はミスが早く、アンフォーストエラーを37本記録。それに対し、プティンセバはわずか7本だった。大坂がグランドスラムで初戦敗退となるのは、2017年の「全仏オープン」以来、2回目となる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」での大坂なおみ

(Photo by Shaun Botterill/Getty Images)