「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会初日、男子シングルス1回戦で、世界68位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が、世界288位のヤンコ・ティプ…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会初日、男子シングルス1回戦で、世界68位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が、世界288位のヤンコ・ティプサレビッチ(セルビア)と対戦。セットカウント1-2で迎えた第4セットは7-5で西岡が取り、試合はフルセットにもつれこんだ。

第4セットが始まる前にもティプサレビッチはメディカルタイムアウトを取り、今度は両足のマメを応急処置していた。

少し間が空いて始まった第4セットはティプサレビッチのサービスゲームから。セットカウント1-2と追い込まれた西岡は、なんとかブレーク先行したいところだが、なかなかチャンスをつかむことができない。

それでも第5ゲームで0-40と絶好のチャンスを迎えた西岡。2本しのがれたところで我慢のラリーを制した西岡がブレークに成功し、先行する。

西岡は続く第6ゲームをラブゲームでキープすると、第7ゲームでもブレークポイントを握った。ここでブレークすることができなかった西岡は、第8ゲームでブレークバックを喫し、ゲームカウント4-4と並ばれてしまった。

なんとか再びブレークしたい西岡は、ゲームカウント5-5で迎えた第11ゲームで積極的なプレーを見せてデュースに持ち込む。そして3度目のアドバンテージを握ったところでラリーを制し、土壇場で先行する。

そしてサービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームをキープし、7-5で第4セットを奪って次へ繋げた。

試合は3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第5セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」での西岡

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)