7月1日、芝のグランドスラム「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)が開幕。大会初日は、男子シングルス1回戦、女子シングルス1回戦が行われる。女子シングルス1回戦、第2シードの大坂なおみ(日本/日…

7月1日、芝のグランドスラム「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)が開幕。大会初日は、男子シングルス1回戦、女子シングルス1回戦が行われる。

女子シングルス1回戦、第2シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界39位(ランキングは7月1日時点)のユリア・プティンセバ(カザフスタン)と対戦する。

両者の対戦成績は、大坂の0勝2敗。「ウィンブルドン」の前哨戦である「バーミンガム・クラシック」2回戦でも対戦し、大坂はストレートで敗れた。

大坂は「ウィンブルドン」本戦に過去2度出場し、どちらも3回戦まで進出。今大会まずはプティンセバにリベンジを果たし、勝ち進むことが期待される。試合は日本時間23時頃に開始予定だ。

「ウィンブルドン」女子シングルスで5度の優勝を誇る世界44位のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)は、予選勝者の世界313位コリー・ガウフ(アメリカ)と対戦する。

対戦相手ガウフは現在15歳。予選の3試合すべてストレート勝利し、1968年のオープン化以降史上最年少となる若さで本戦出場を決めた。

現在39歳のビーナスと、15歳のガウフ。24歳差の両者がどのような試合展開を見せるか注目だ。試合は日本時間2日午前1時頃に開始予定。

男子シングルス1回戦では、世界68位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が世界288位ヤンコ・ティプサレビッチ(セルビア)と対戦する。両者は今回が初対戦。

前年同大会では、当時世界5位のマリン・チリッチ(クロアチア)に敗れ、1回戦敗退となった西岡。グランドスラム最高成績は2回戦進出だが、「ウィンブルドン」ではまだ1回戦を突破したことがない。

西岡は自身初の同大会2回戦進出を果たすことができるか。試合は日本時間19時に開始予定。

そのほか、前年優勝者で今大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、世界57位フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)との1回戦に臨む。ジョコビッチはコールシュライバーに対して過去10勝2敗。

また、前年準優勝者で今大会第4シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)は、ダブルスの名手ながら今シーズンシングルスでもランキングを上げてきている世界39位のピエール ユーグ・エルベール(フランス)と対戦する。

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【7月1日の注目ドロー】

◆女子シングルス

1回戦

ユリア・プティンセバ(カザフスタン)対 [2]大坂なおみ(日本/日清食品)

ジュ・リン(中国)対 [3]カロリーナ・プリスコバ(チェコ)

[7]シモナ・ハレプ(ルーマニア)対 アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)

ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)対 [Q]コリー・ガウフ(アメリカ)

イガ・シフィオンテク(ポーランド)対 ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)

◆男子シングルス

1回戦

ヤンコ・ティプサレビッチ(セルビア)対 西岡良仁(日本/ミキハウス)

[1]ノバク・ジョコビッチ(セルビア)対 フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)

[4]ケビン・アンダーソン(南アフリカ)対 ピエール ユーグ・エルベール(フランス)

[Q]イリ・ベセリ(チェコ)対 [6]アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)

トーマス・ファビアーノ(イタリア)対 [7]ステファノス・チチパス(ギリシャ)

(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年「ウィンブルドン」での大坂なおみ

(Photo by Visionhaus/Corbis via Getty Images)