いよいよ開幕する「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会初日。男子シングルス1回戦で、世界68位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が世界288位の…

いよいよ開幕する「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会初日。男子シングルス1回戦で、世界68位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が世界288位のヤンコ・ティプサレビッチ(セルビア)と対戦する。試合は日本時間19時に開始予定だ。

両者は今回が初対戦となる。相手のティプサレビッチは現在35歳。2010年まではツアー優勝のない中堅選手だったが、同郷で親しい友人だというノバク・ジョコビッチ(セルビア)の活躍に影響されたように急速に実績を積み上げ、2012年4月には自己最高世界8位を記録しトップ10入り。

しかし2014年にカカトにできた良性の腫瘍を切除する手術を2度受け、1年半ツアーを離脱した。現在の世界ランキングは288位となっている。なお、ティプサレビッチは2011年に当時21歳の錦織圭(日本/日清食品)と5度対戦しており、その時はすべて勝利した。

対する23歳の西岡は、2年連続3回目の「ウィンブルドン」本戦出場。まだ過去に同大会で1回戦を突破したことはない。西岡は、5月末の「全仏オープン」2回戦でフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)を相手に大健闘して以来の試合で、芝コートシーズンはこれが初戦となる。

そんな西岡は自身のTwitterに、錦織、内山靖崇(日本/北日本物産)、杉田祐一(日本/三菱電機)、マクラクラン勉(日本)ら男女日本人選手と笑顔で集まる写真を投稿。「明日から本戦スタート!昨日は毎年恒例の日本人会でした。海外でこうやってみんなで集まれるのは楽しいですし、毎年ありがたい事です」とコメントしている。

その前には内山と試合コートで練習したことも報告しており、いい雰囲気で準備ができているものと思われる。同大会初の初戦突破を目指し、西岡の躍動する姿に期待したい。

テニスデイリーでは、サイト上で試合速報を無料で行う予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年「ウィンブルドン」での西岡良仁

(Photo by Rob Newell - CameraSport via Getty Images)