2019年6月30日(日) 埼玉 越谷レイクタウンにて、スケートボード&BMX スペシャルパフォーマンスショー powered by YBPが行われ、ムラサキスポーツの契約選手であり日本を代表する世界的スケーター堀米 雄斗(ほりごめ…
2019年6月30日(日) 埼玉 越谷レイクタウンにて、スケートボード&BMX スペシャルパフォーマンスショー powered by YBPが行われ、ムラサキスポーツの契約選手であり日本を代表する世界的スケーター堀米 雄斗(ほりごめ ゆうと)が参加し、日本人初の世界女王 西村 碧莉(にしむら あおり)や強化指定選手の池田 大亮(いけだ だいすけ)、白井 空良(しらい そら) と共にデモショーを披露した。
堀米は2018 年の STREET LEAGUE で 2 連覇、DEWTOUR でも優勝と、今や世界のトップライダーともいえる存在であり、先日自身のシグネイチャーモデルをエイプリルスケートボードから出し、小さいころから目標にしていた「アメリカでプロスケーターになる」という夢を叶えた。この日はそんな彼の久しぶりとなる母国でのパフォーマンスということもあり、会場には子供から大人まで大勢のオーディエンスが集まった。
堀米 雄斗 コメント
「日本でやるのは久々のデモとなるので、正直こんなに人が集まってくれると思っていなくて…、本当にたくさんの人に来てもらえて嬉しいです。今回はショッピングモールの中ということもあり、スケートパークにあるような大きいセクションは組めませんが、その中でも自分のスキルを見せられるように滑りました。
最近は海外のコンテストや試合が続いていますが、どんな時でも“いつも通り”を意識して、とにかくがむしゃらに練習して、がむしゃらにスケボーするという気持ちを大事にしています。そして、昨年勝つことが出来たストリートリーグは僕にとって今でも憧れのコンテストです、なのでその気持ちを忘れずにいつでもベストの滑りが出来るように心がけています。
東京オリンピック2020については、4年に1度の大きなイベントが東京であり、日本代表としてのチャンスもあるので、出場できるように頑張りたいです。年間を通じて海外にいることがかなり多いですが、日本に帰ってきた際におばあちゃんのご飯を食べると、戻ってきたなーって感じがしてほっとします。嬉しいです。
次目標としていることは何個もありますが、コンテストはストリートリーグが次回ロスアンゼルスで行われます、なのでそこで勝つことです。加えてもちろんストリートの方も頑張っていきたいです!」
1部と2部、計2回行われたこの日のパフォーマンス、めったにない日本でのデモを観ようと集まった観客の期待に応えるべく、堀米はどちらの回でも全力のライディングを披露し会場を沸かせた。バンクtoバンクやキッカーを用いた迫力のある技、フラットトリックでの高度なスキルなど、パフォーマンスのバリエーションも多く、彼の一つ一つの動きにオーディエンスの注目が集まった。デモ後、予定にはなかったが特別に開催されたサイン会でも一番の人気を集めていた堀米、キッズスケーターからの人気も高く、まさにこれからを背負っていく若い世代にとってもアイコン的な存在の日本人スケーターである。
文・インタビュー:秋山 真