自転車競技は、7月29日に沖縄県で開会式が行われ、8月2日の閉会式まで熱戦が繰り広げられる。 インターハイ独自の種目・4km速度競走に注目! 漫画「弱虫ペダル」などで注目を浴びた自転車競技。インターハイでは大きくトラック競技とロードレースの…

自転車競技は、7月29日に沖縄県で開会式が行われ、8月2日の閉会式まで熱戦が繰り広げられる。

インターハイ独自の種目・4km速度競走に注目!

漫画「弱虫ペダル」などで注目を浴びた自転車競技。インターハイでは大きくトラック競技とロードレースの2つに分けられる。競技日程は4日間で、最初の3日間で個人・団体合わせて9種目のトラック競技、最終日に1種目のロードレースを行う。

トラック競技には1kmタイムトライアル(女子は500m)、3kmインディヴィデュアルパーシュート(女子は2km)、スプリント、4km速度競走、ポイントレース、スクラッチ、ケイリン、チームスプリント、4kmチームパーシュート、個人ロードレースが含まれる。このうち4km速度競走は日本だけで行われており、しかもインターハイのみの種目となっている。数名以上(10名程度)の選手によって争われ、ゴール着順を争うスクラッチや獲得ポイント数を競うポイントレースとも異なる特殊なルールにて実施されている。スタートはゴール線に横一列に並び、スターターの合図によって一斉に出走、即競技開始となる。スクラッチやポイントレースのようなローリングは無く、ゼロ発進のスタートから勝負が始まる。

事前の競技変更ニュースなどにも注目! 情報も種目もスピードが命

競技種目の改変が頻繁に行われるだけでなく、2017年度までエキシビションでの実施だった女子が2018年度より正式種目に加わるなど、新たな動きが多い自転車競技。事前のニュースなどにも注目しておくと、競技をより深く楽しめるはずだ。

現在は2017〜18年で松山城南(愛媛)が連覇中だ。最近10年間の学校対抗の優勝校を見ると、2007〜08年の榛生昇陽(奈良)、2011〜12年の昭和第一学園(東京)など2連覇している高校はあるが、3連覇はない。松山城南が悲願を達成するのか、それとも他校が阻止するのか注目したい。