ソフトボールは、7月27日に宮崎県で開会式が行われ、31日の閉会式まで熱戦が繰り広げられる。

こんなに違う! 野球とソフトボールのルール

「ソフトボールは野球と同じ」と思っている読者の方には、ぜひルールの違いを探しながら試合を見てもらうことをオススメしたい。野球から派生した競技であるが、ソフトボールにはいくつか大きな特徴がある。まずは試合時間だ。野球は9回まで行うのに対し、ソフトボールは7回で試合終了となる。延長戦になった場合、野球は「10回」からスタートとなるが、ソフトボールは8回ノーアウト2塁からタイブレーク制を採用している。

また、大きな特色となっているのはダブルベースだ。ソフトボールは野球に比べて塁間が短いため(18.29m)、衝突事故によるケガが多かった。これを防ぐため、1塁ベースのみダブルベースという白色とオレンジ色の2種類のベースが設置されている。走者はオレンジ色のベースを使用し、守備は白色のベースを使用することで、安全な競技運営に繋げることができている。

この他、野球はマウンドに傾斜があるが、ソフトボールは平坦なマウンドに投手が登板する。投手の投球フォームもソフトボールの大きな特徴だ。野球は様々なフォームで投球することができるが、ソフトボールは腕回転が1回、下手投げなどフォームが義務付けられている。こうした野球との違いを探しながら見ることもソフトボールの楽しみの一つといえるだろう。

過去の優勝校には、甲子園出場校も名を連ねる

最近10年間の学校対抗の優勝校を見ると、男子では飛龍(静岡)が2011〜12年、女子は厚木商業(神奈川)が2011〜12年に連覇した以外は毎年優勝校が異なっており、まさに“群雄割拠の競技”といえるソフトボール。2015年女子優勝校である木更津総合(千葉)、2013・17年女子優勝校である創志学園(岡山)のように、甲子園出場校としても有名な高校が栄冠に輝いている点も興味深い。野球とは似て非なるソフトボールの面白さを、ぜひ目に焼き付けていただきたい。