各大学の総合力が試される団体戦。主将・古山翔太(政経4=金足農)が自己新をマークするも、両日合わせて記録なしの選手が3人と不調が続く。その結果、思うような試合運びとはならず団体7位に終わった。◆6・29~30 第47回東日本大学対抗選手権…
各大学の総合力が試される団体戦。主将・古山翔太(政経4=金足農)が自己新をマークするも、両日合わせて記録なしの選手が3人と不調が続く。その結果、思うような試合運びとはならず団体7位に終わった。
◆6・29~30 第47回東日本大学対抗選手権(スポーツ総合センター)
▼89キロ級
澤浦 5位(S115 J150 T265)
▼96キロ級
河村 7位(S120 J155 T275)
中村 記録なし
▼102キロ級
村上 6位(S120 J156 T276)
▼109キロ級
藤谷 7位(S120 J150 T270)
▼+109キロ級
古山 4位(S125 J178 T303)
万全の態勢で臨むことができなかった。今大会はケガを抱えた選手が多く、主力選手の扇本崇聖(政経3=名城大付)が欠場。さらに、2日目の今日も中村響(政経3=愛工大名電)がジャークで155キロに挑むも記録なしとなってしまう。新体制を率いる古山は得意のジャークでは自己新を更新したものの、スナッチでは納得のいく拳上とはならなかった。団体順位は7位と、前半戦の結果を押し上げることができずに終わった。
2日間を通して課題が見えた。ケガの影響で、今大会記録なしの選手が3名とかなり多い。しかし「ケガをしているということはそれだけ重い記録に挑戦しているということ」(本多達雄監督)と選手の向上心は申し分ない。ケガと向き合い、着実に状態を取り戻すことが必要不可欠だ。夏を乗り越えた選手たちの勇姿が期待される。
次戦へ望みをつなぐ。「一番の目標は部員全員の成功率を上げること」(古山)と目標は明確だ。夏合宿を通して、試合に対応できる体を目指し練習に励む。9月に行われる東日本個人・新人選手権までに個々人が成長し、部員一丸となって今大会の雪辱を果たす。
[伊藤理子]
試合後のコメント
本多監督
――今回の結果を受けてどう感じていますか。
「ケガ人が多くて。次回の大会に頑張りたいと思っています。ケガをしているということはそれだけ重い記録に挑戦しているということなので。それがケガにつながったのかな。体幹とかをしっかり鍛えて、対応できる体力をつければ大丈夫だと思います。夏合宿でこれからしっかり鍛えて、真剣に頑張りたいと思います」
古山主将
――チームの雰囲気はいかがですか。
「チームの雰囲気は全体として、最近結果は悪かったのですが、練習ではみんな記録が伸びてきているので、雰囲気的にはとても良いと思います」
中村
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「ジャークが記録無しだったので、これからジャークに関しては鍛え直しかなと思います。練習にはジャークを多めに取り入れるようにしているのですが、少し記録が伸びてきて調子に乗ってしまいスタートが粗かったなと思います」
村上堅信(政経2=滑川)
――スナッチの結果が振るわなかったですが、原因はありますか。
「やはり、調整が上手くいっていなかったかなと思います。自分の中でも感覚的にイマイチな日が続いていて、試合の数日前に良いスナッチができるようになったと思ったらこのような結果だったので、もう少し前から調整できたら良かったかなと思います」