いよいよ7月1日から開幕する、芝のグランドスラム「ウィンブルドン」(イギ…

いよいよ7月1日から開幕する、芝のグランドスラム「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)。大会前の記者会見に錦織圭(日本/日清食品)が出席し、質問に答えた。

「全仏オープン」ではフォアハンドの調子が上がったが、現在調子はどうかと問われると「練習も先日のエキシビションマッチもストロークの感覚は良かったです」「メリハリもしっかりできていたと思うし、ボールもしっかり飛んでくれていたので調子は良いかなと思います」と上々であることを語った。

例年、錦織は「ウィンブルドン」前に、芝コートの大会「ATP500 ハレ」に調整をかねて出場するが、今年は「全仏オープン」で痛めた右上腕の回復を優先し欠場。拠点のフロリダで休養を取り、いつもより芝コートでの調整開始は遅くなった。そこには葛藤もあったが、結果として良かったという。

「出ないと決めるときは不安がありましたし、痛くても出た方がいいのかなという気持ちの方が強かったので、チームと相談したり、選択に時間はかかりました。今回は痛みがすごくあったので無理はできないというのが前提にありましたけど、いざ(前哨戦出場が)なしで来てもそんなにプレーは悪くないですし、休めた分、意外と大丈夫そうだなというのはあります。モンテカルロからの疲れもかなり溜まっていたと思うので、この2週間でリフレッシュできました。準備としては問題なくできているなと思います」

錦織はこれまで、グランドスラムのなかでは「ウィンブルドン」が最も結果が出ていなかったが、昨年初めてベスト8へ進出。それは自信にもなっており、コメントにも表れている。

「芝が嫌いなイメージはまったくなくなりました。動きづらさがあるので、若干やりにくさは他のコートよりありますけど、ボールが伸びてくれたり、ウィナーが取りやすかったり。力だけじゃなく頭の勝負もあったりするので、駆け引きも芝は面白いと思います」

「焦りすぎないことも大事ですけど、前提として攻める気持ちは常に持っていたいなと思うので、その気持ちを大事にプレーしたいです」

その錦織は初戦で世界115位のチアゴ・モンテーロ(ブラジル)と対戦する。昨年の自信を胸に、さらなる結果を残せるか注目だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年「ウィンブルドン」での錦織圭

(Photo by Matthew Lewis/Getty Images)