歴史的快挙を果たした。昨年度、同大会創部初の優勝を遂げた藤﨑薫子(営4=島原)を抑え、今年度は小松加奈(商3=東奥義塾)が優勝、山崎里奈(法2=中村学園女子)が準優勝。学生ナンバーワンの座を2年連続で明大が奪った。

◆6・29 第53回全日本女子学生選手権(エディオンアリーナ大阪)

▼小松――優勝

 山﨑――準優勝

 藤﨑――ベスト4

 丸岡――3回戦敗退

 明大の独壇場だった。残る4人のうち3人が明大。準決勝は隣り合う試合場で同時にスタートした。「決勝は明治同士でやりたい」(小松)。言葉通り、小松は河嶋(立大)を延長戦開始直後にメンで倒し、決勝での同校対決を確実にした。一方、藤﨑対山﨑の一戦は20分を過ぎても決着がつかず。探り合いが続いたが、一瞬の虚を突きメンを決めた山崎に軍配が上がった。

 迎えた決勝。開始から小松は積極的に技を仕掛け、山崎の技を打ち返し続ける。「試合の序盤で全然出してこなかったので警戒が薄れていた。最後は小松先輩の狙いにはまってしまった」(山﨑)と意表をつく小松得意の引きメンで勝負あり。「すごくうれしい」。1年次から3年連続で出場し続けようやく頂点をつかんだ。

 シーズンは始まったばかりだ。8月には夏合宿、秋には団体戦が控える。昨年度は全日本団体戦で惜しくも準優勝であっただけに「今度は関東も全日本も優勝を狙う」(小松)。強者たちが1つのチームになった時、どんな戦いを見せるのか。今後も目が離せない。

[西山はる菜]

試合後のコメント

小松

――今日の振り返りをお願いします。

「1試合目から入りが良くて自分の思うような剣道ができたので良かったと思います」

――明大から3人がベスト4に入りました。

「やっていて明治が残っているというのは自分でも分かっていたので、そこは負けていられないと思いました」

――決勝戦前の声掛けはありましたか。

「1人で集中していました。部内なのでどっちにつくとかはできないのでそこは自分との戦いでした」

山崎

――今の率直なお気持ちはいかがですか。

「高校の時も個人戦であまり結果を残したことなかったので正直2位という実感がないです」

――準決勝を振り返っていかがですか。

「去年優勝されている先輩で胸を借りるという気持ちと、先輩だけど遠慮せずにやっていこうという気持ちと半々でやっていきました」

――この1年間意識してきたことはありますか。

「去年藤崎先輩のお付きをさせてもらったのですが、優勝する姿を見て先輩は試合会場に立てていて自分は立てていないという悔しさを忘れずに今日まで取り組んできました」