<写真・得点を決め、両手を突き上げた福井>  6月29日、広島県立総合体育館にて、第45回西日本バレーボール大学女子選手権大会決勝トーナメントが行われ、関学は3回戦で園女大と、4回戦で鹿屋体育大と対戦。4回戦で敗れ、西日本インカレはベスト8…


<写真・得点を決め、両手を突き上げた福井>

 

 6月29日、広島県立総合体育館にて、第45回西日本バレーボール大学女子選手権大会決勝トーナメントが行われ、関学は3回戦で園女大と、4回戦で鹿屋体育大と対戦。4回戦で敗れ、西日本インカレはベスト8で敗退となった。

 3回戦では、今春の1部2部入れ替え戦で敗北した園女大と対戦した。第1セットはWS福井(社1)のサーブが光った。7本のサーブのうち、3本のサービスエース。関学の流れを保持し、25-22で第1セットを獲得した。続く第2セットは、中盤までは競り合う展開に。だが、17-17から攻撃が波に乗った。最後は3連続得点で、25-19。勝利に王手をかけて迎えた第3セット、序盤は相手にリードを許した。だが、中盤でWS佃友(人2)とMB横谷(法1)がブロックで得点。弾みをつけると、最後は7連続得点で一気に勝利を決めた。第3セットを25-20で終え、1ヶ月前の雪辱を果たし、4回戦に進出。4回戦では、昨年度優勝校の鹿屋体育大と対戦した。第1セット序盤から、しっかり相手に食らいつき、勝負は拮抗(きっこう)。20点台に乗ると相手のミスも増え、25-21で第1セットを獲得した。だが、第2、第3セットは、相手を追う展開に。19-25、15-25と点差を広げられ、連続でセット落とした。あとがなくなった第4セット。佃友の猛攻で、序盤に一気にリードを広げた。終盤で巻き返しを食らうも、最後は福井がスパイクを決め、25-22。なんとか逃げ切り、勝負は最終セットへ移った。最終セットは、中盤に連続失点。4点のリードをつくられたが、最後まで粘った。14-14のデュースに持ち込んだが、2点を相手に与え、14-16。昨年度優勝校の鹿屋体育大に、フルセットの大健闘で、西日本インカレを終えた。創部以来最高成績の西日本ベスト8。この結果をもって、年末に行われる全日本インカレへの出場権を獲得した。

    

試合後のコメント

有元里織主将(教4)「正直すごく驚いている。試合が始まるまでは、不安も大きかった。でも、いざ試合が始まると、園女大には負けられないという気持ちが先行。目の前の一戦に集中できた。ベスト8や全日本インカレ出場権獲得の結果に、みんなの頑張りが表れたと思う。今年の夏からは、1部で戦うための体づくりに励みたい」