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「愛し、勝利を得られる方が良いと思っている」

ジャズへのトレードが決まっているマイク・コンリーが、12年在籍したグリズリーズに向け、別れのメッセージを送った。

コンリーは、自筆の手紙を『Uninterrupted』で朗読。「親愛なるメンフィスへ」というタイトルのメッセージは、以下の通り。

親愛なるメンフィスへ。

もう12年の月日が経ったなんて信じられるかな? 僕も信じられない。

出会った日が、まるで昨日のことのように思える。

僕は当時、まだ19歳だった。努力して勝ち取る準備はできていた。球団は僕を必要としてくれて、ドラフトで指名してくれた。僕を育ててくれて、愛してくれた。

僕たちは良い時期を経験できた。ドラフト当日、初めてのカンファレンス・ファイナル・シリーズ。勝利、賞、記録も手にしてきた。

同様に、良くない時期もあった。プレーオフでの敗戦、負傷、かつてチームを支えた仲間のトレードや、引退もあった。

ここに至るまで、多くの友人にも恵まれた。マルク(ガソル)、Z-Bo(ザック・ランドルフ)、トニー(アレン)、ルディ(ゲイ)、それにビンス・カーターとも一緒にやれた。

僕たちは、共に成長したね。色々な経験も共有できた。

正しい行いもしてきた。寄付金を集めて、助けを必要としている人たちのために力を尽くしている団体の力にもなれた。今までの思い出は、決して忘れない。

球団には、情熱と愛情を注いできた。それでも、どんなに良いことが続いても、終わりは必ずやって来る。僕の旅はこれからユタで続くけれど、球団の成功を心から願っている。

誰も愛さないより、愛し、失う経験がある方が素晴らしいという意見もある。でも僕は、愛し、勝利を得られる方が良いと思っている。

球団への愛情は、これからも変わらない。

マイク・コンリー

昨シーズン途中にガソルをトレードしたのに続いて、グリズリーズはフランチャイズプレーヤーであるコンリーの放出を決断した。彼が朗読した手紙にもあったように、どんな物事にも必ず終わりはある。互いに違う道を歩み始めるとはいえ、球団、メンフィスのファン、そしてコンリーの間にわだかまりはない。来シーズン以降、コンリーがメンフィスに凱旋する際には、ファンは大きな歓声で功労者を称え、彼も笑顔で応える関係性が続く。