世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、7月1日に開幕する芝コートのグランドスラム「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)に向けて、「勢いづい…

世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、7月1日に開幕する芝コートのグランドスラム「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)に向けて、「勢いづいている」と前向きな見方を示した。Tennismashが報じている。

昨年の「ウィンブルドン」でジョコビッチは見事に優勝。その後の「全米オープン」、今年の「全豪オープン」も優勝し、「全仏オープン」ではベスト4入りを果たすなど、高いパフォーマンスを保っている。

Tennismashによれば、ジョコビッチは今年の「ウィンブルドン」についても「今は勢いづいている。聖なるコートに戻るのが楽しみ」と語ったという。昨年の王者がタイトル防衛に向けて、高い意欲を保っている様子だ。

ジョコビッチは今年の「ウィンブルドン」では第1シードで出場。昨年の第12シードからはジャンプアップした位置でスタートを切る。

またドローも28日に発表され、1回戦で世界57位のフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する予定。両者の対戦成績はジョコビッチの10勝2敗だが、そのうちの1敗は今年の「ATP1000 インディアンウェルズ」でのものとなっている。

ジョコビッチやその他のシード勢が順当に勝ち上がった場合、ジョコビッチは3回戦で第32シードのドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)、4回戦で第16シードのガエル・モンフィス(フランス)、準々決勝で第7シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)、準決勝で第4シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)、決勝で第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する可能性がある。

(テニスデイリー編集部)

※写真はエキシビションマッチでのジョコビッチ

(Photo by Jon Bromley/MI News/NurPhoto via Getty Images)