写真=Getty Images

ターゲットはカワイ、カイリー、バトラー、ラッセル

アンソニー・デイビスの獲得に成功したレイカーズが次に狙うのは、レブロン・ジェームズ、デイビスとの『ビッグ3』に相応しい大物フリーエージェント選手に他ならない。サラリーキャップに十分な空きがない課題も、彼らはクリアしたようだ。

『ESPN』によれば、レイカーズはペリカンズとのトレードにウィザーズを加えた3チーム間トレードを成立させ、モリッツ・ヴァグナー、アイザック・ボンガ、ジェメリオ・ジョーンズをウィザーズにトレード。また、デイビスが400万ドル(約4億3000万円)のトレードキッカー(トレードされた際に選手の年俸がアップするオプション)の放棄に合意したため、3200万ドル(約34億円)のキャップスペースを作り出したという。これにより、レイカーズは大物フリーエージェント選手にマックス契約を提示できるようになった。

また、レイカーズはウィザーズに2022年のドラフト2巡目指名権を譲渡し、ウィザーズはペリカンズに金銭を渡すことで3チーム間トレードは成立する見通しだという。

レイカーズに必要なのは即戦力。アキレス腱断裂により来シーズンの復帰が見込めないケビン・デュラント、同じく左膝前十字靭帯断裂でシーズンの大半を欠場する予定のクレイ・トンプソンはターゲットにはならないが、それ以外にも大物は多い。カワイ・レナード、カイリー・アービング、ジミー・バトラー、ディアンジェロ・ラッセルといった大物フリーエージェント選手から狙いを絞ることになる。

マックス契約で大物を加えられたとしても、その後の補強に影響が出てしまうかもしれない。しかし、ウォリアーズが弱体化する好機を逃さず、若手コアを放出してまで今勝ちに行く姿勢を見せたレイカーズは、なりふり構わず『勝てるチーム』を作ろうとしている。

若手コアを育てる従来路線を放棄したことには批判の声も挙がっているが、とにもかくにもレイカーズは常勝が義務付けられる名門クラブとしての決断を下した。フリーエージェント選手との交渉が解禁される6月30日を前に『本気』の姿勢を示したと言える。