26日、ロンドンのハーリンガム・クラブで開催されているエキシビション大会「アスポール・テニス・クラシック」に、錦織圭(日本/日清食品)が出場。世界28位のルカ・プイユ(フランス)と対戦し、7-…

26日、ロンドンのハーリンガム・クラブで開催されているエキシビション大会「アスポール・テニス・クラシック」に、錦織圭(日本/日清食品)が出場。世界28位のルカ・プイユ(フランス)と対戦し、7-5、7-6(4)で錦織が勝利した。

錦織は元々先週開催された「ATP500 ハレ」に出場予定だったが、右上腕の回復のため欠場。このエキシビション大会が、芝コートの実戦調整の場となった。

試合は序盤お互いキープしあうが、終盤で錦織がブレーク。続くサービング・フォー・ザ・セットを落としてしまうが、もう一度ブレークして第1セットを先取する。また錦織は、セットポイントでまさかのアンダーサーブを披露。プイユはリターンを返せずポイントを奪った。

第2セットは序盤でブレークされるが、中盤でブレークバックし、タイブレークを取り切って勝利を決めた。

状態が心配された右腕も振れており、芝コートの試合らしくネットプレーや、逆にネットに出た相手をロブで翻弄する場面も見られた。

エキシビションマッチとはいえ、調整のための締まった試合を勝利で飾った錦織。7月1日に開幕する「ウィンブルドン」に向けて、弾みをつけた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は昨年の「ウィンブルドン」での錦織圭

(Photo by Michael Steele/Getty Images)