2020年東京五輪につながる争いはもうすでに始まっている。

6月27日〜30日まで武蔵野の森総合スポーツプラザ、味の素スタジアムAGFフィールドで近代五種W杯ファイナル東京大会が行われる。この大会は2020年東京五輪のテストイベントともなっていて五輪に向けて重要な位置づけとなっている。

そもそも近代五種とは、一体どんな競技なのか。

近代五種とは1人の選手が1日で全く異質な5種の競技に挑む。様々な能力が求められる過酷さから、キングオブスポーツと呼ばれ、欧州では貴族のスポーツとして人気がある。五輪の正式競技となったのは1912年ストックホルム大会から、2000年シドニー大会からは女子種目が加わっている。

5種とはフェンシング、水泳、馬術、レーザー、ランのことである。

 

選手が最初に挑む競技は・・・
フェンシング(エペ)
相手の全身に対して突きを繰り出す「エペ」1分間1本勝負での総当たり戦。勝率70%を基準点の250点とし、そこから得点が増減する。出場人数によって試合数が変わるため1勝あたりの得点は異なる。

水泳
200m自由形。ゴールをした時のタイムによって得点がつけられる。男女共に2分30秒を250点の基準とし点数が増減する。1秒毎に±2点、例えば2分29秒だとすると+2点となり252点となる。

馬術
貸与された馬を操り、制限時間内に競技場に設置された様々な色や形の障害物を越えていく。騎乗馬は抽選により決定する。試乗は20分間。12の障害があり、高さは最高で120センチ。得点は300点満点からの減点方式となっている。

レーザー&ラン
これまでの3種目の得点を1点=1秒にタイム換算し、上位選手からタイム差でスタート。射撃とランニングを交互に4回行い、着順を競う。射撃は10m離れた場所から直径約6センチの的に弾を5回命中させる。50秒の制限時間内にレーザーピストルで的に5回命中させた後、800mのランに移行する。このレーザー&ランでゴールした順番が最終順位となる。

それぞれに固有の技術が必要となる近代五種。体力勝負だけではなく、競技の全体を考えながらひとつひとつ気持ちを切り替えながら臨んでいく精神力も問われていく。

選手たちの表情の移り変わりに着目して競技を見るのも良いかもしれない。

W杯ファイナル東京大会は27日から、2020年東京五輪と同じ会場で行われる。

なお、スポーツブルでは30日の10時15分から近代五種ワールドカップファイナル東京大会の模様をライブ配信する。
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