梅雨空の不安定な天候のもと、明大のホーム、八幡山グラウンドで明立定期戦が行われた。今年度で60回目を迎えた本戦。開始早々ルーズボールを拾われ、失点するもその後は5点を奪う。リーグ戦首位の実力を発揮し快勝を収めた。



 試合はいきなり動く。5分、ルーズボールを自陣ペナルティエリア付近で相手に拾われ、失点を許す。しかし、ここから怒濤(どとう)のゴールラッシュが始まる。13分、小柏が裏へ抜け出して、ゴール左隅に決め、すぐさま追いつく。18分に住永の蹴ったコーナーキックを小野寺がヘディングを決め、逆転。23分には小柏がこの日2点目のゴールを決め、3-1で前半を折り返す。メンバーを2人代えて臨んだ後半。9分、DFが阻んだこぼれ球を相手FWに決められ、1点差とされる。「前半も後半も開始直後に甘さが出てしまった」(中村帆)と失点を悔やんだ。しかし、その後は、安定した守備で無失点。34分にコーナーキックから中村帆がダイビングヘッドを決め、再び2点差。40分にはこの日途中出場の主将、佐藤亮の絶妙なスルーパスから中川が抜け出しダメ押しの5点目を決めて、試合終了。圧巻の攻撃力を見せつけた。

 明治・立教定期戦は今年で60回目を迎えた伝統ある戦い。今年はツイッターで5番勝負と題したコラボ企画も行われた。第5戦のリレー対決で敗れ、5番勝負は立教に軍配が上がったもののメインの試合は見事な勝利。両校合わせて7点が生まれた今試合は60という節目にふさわしい一戦だった。

[市瀬義高]

試合後のコメント

栗田大輔監督

――伝統ある一戦を振り返っていかがですか。

 「2失点をしてしまったことは猛省しなければなりません。後は、準備をしてくれた学生、OBなど定期戦に協力してくれたことは本当に素晴らしいことです」

――天皇杯に向けて一言お願いします。

 「川崎フロンターレはJリーグチャンピオンで、我々とは100倍ぐらいレベルが違います。それをリスペクトした上で、勝利を目指したいです。」

佐藤亮

――定期戦は今回で60回目を迎えました。

 「これまで歴代の方々が積み上げてきたものがあると言うことで、絶対に負けられない戦いでした。試合前の校歌から一つ一つ気持ちを込めて望むことができたと思います」

中村帆

――自身のプレーを振り返っていかがですか。

 「要所でいいプレーができたと思いますが、前半も後半も終盤で、ボールをとられてはいけない場面でとられてしまったので、個人的にはそこを、修正したいです」