関東学生選手権最終日。明大からは、上杉杏(商1=埼玉栄)と上杉夏(商3=埼玉栄)・鈴木(商3=埼玉栄)組が出場し、上杉杏がルーキーながら堂々としたプレーを繰り広げ準優勝、上杉夏・鈴木組も同じく準優勝を果たした。◆6・1~23 関東学生選手…

 関東学生選手権最終日。明大からは、上杉杏(商1=埼玉栄)と上杉夏(商3=埼玉栄)・鈴木(商3=埼玉栄)組が出場し、上杉杏がルーキーながら堂々としたプレーを繰り広げ準優勝、上杉夏・鈴木組も同じく準優勝を果たした。

◆6・1~23 関東学生選手権(千葉大西千葉キャンパス他)

▼女子シングルス 上杉杏――2位

▼女子ダブルス 上杉夏・鈴木組――2位

 ルーキーが大奮闘を見せた。女子シングルス決勝の相手は、同じく埼玉栄高出身の1年生、吉田瑠実(早大)。「ずっと一緒にやってきたから、やりづらかった。でもその分相手のことも分かっているから、考えながらプレ―できた」(上杉杏)と高いリーチを生かしたコートを広く使う攻撃を繰り広げ、相手を翻弄(ほんろう)する。しかし、相手の粘りもあり第1ゲームはジュースの末、21—23で落とす。第2ゲームでは、序盤ミスが続き一時0—5まで差を広げられる場面も。しかし、怒濤(どとう)の8連続得点で逆転に成功し、勢いそのままに6連続得点を含む攻撃で21—18で制した。第3ゲームは、拮抗した試合が続くものの「ミスで失点すると、相手に流れを持っていかれるのが悪いところ」と中盤のミスが痛手となり18—21で敗れた。 

 ダブルス決勝に進出した上杉夏・鈴木組。「足が動かなくて、相手のスマッシュも速くて体が引いてしまった」(鈴木成)と第1ゲーム序盤から相手に攻め込まれ、18—21で落とす。続く第2セットも序盤から相手にリードを渡し、終始リードを奪うことができず15—21で敗れた。

 今大会に上杉杏は「プレッシャーはなかった。1年生だから思いっきりやろうと思った」と強気の姿勢で挑んだ。「東日本学生選手権で1回戦勝てば全日本学生選手権(インカレ)に出られる」(上杉杏)。持ち前の強気な姿勢で、東日本学生選手権で上位進出を果たし、インカレへ弾みを付けていきたい。

[下神大生]

試合後のコメント

上杉杏

--姉妹で意識していることはありますか

 「絶対に負けないって思ってます!(家でバドミントンの話をしますか)ちょっとします。でも、普通に家族っていう感じです。(シングルスとダブルスで種目違うが、それぞれで優勝したいですか)二人共両方の種目やるので、対戦することになったら絶対に負けたくないです!」

--自分のプレースタイルはどういう形でしょうか。

 「足、スピードを使った攻撃です。(短所は)なんだろ。連続失点。自分のミスとかが続くと相手の流れに持っていかれて、連続失点が多くなることです」

鈴木

--インカレ優勝してからプレッシャーは感じましたか。

 「優勝した後、直後とかは結構プレッシャーあったんですけど、最近は優勝したこと自体結構忘れているので、プレッシャーとかは全然ないですね」

--今後へ向けての意気込みをお願いします。

 「まず次の大会で東日本があるので、インカレの出場権は取っているんですけど、やっぱりインカレで優勝するってなったら東日本も絶対優勝しないとインカレでは絶対に2連覇できないと思うので、東日本ではまた1から挑戦者のつもりで集中して自分たちのいいかたちが試合に出せたら勝てると思うので、自分たちが一番なうまくいくパターンを作って、2人で話し合いながらまず東日本の優勝に向けて練習頑張っていきたいと思います」

上杉夏

--リーグ戦終わって話し合ったことや改善したことはありますか

 「話し合ったことですか。順序話しあったりとか練習終わった後とか結構2人でこうしないといけないとか話しあったことがあったので…。足、打った後が遅いからそこを速くして、スピードを出したいみたいな話をしていたんですけど、まだできてないです」

--今後の意気込みをお願いします。

 「東日本、インカレ、リーグ、団体で出たら全部勝って優勝して、個人で出ても優勝したいと思います」