1月の「全豪オープン」後に股関節の再手術を受け、シングルス復帰を目指している元世界1位のアンディ・マレー(イギリス)。そのマレーが、約5ヵ月ぶりの実戦復帰の場となった「ATP500 ロンドン」…

1月の「全豪オープン」後に股関節の再手術を受け、シングルス復帰を目指している元世界1位のアンディ・マレー(イギリス)。そのマレーが、約5ヵ月ぶりの実戦復帰の場となった「ATP500 ロンドン」(イギリス・ロンドン/6月17~23日/芝コート)の男子ダブルスで、復活優勝を果たした。

マレーと相方のフェリシアーノ・ロペス(スペイン)のペアは、決勝でラジーブ・ラム(アメリカ)/ジョー・ソールズベリー(イギリス)と対戦し、7‐6(6)、5‐7、10‐5で勝利。第1セットのタイブレークでは1‐5からの逆転だった。

BBCによると、マレーはオンコートインタビューで「股関節の調子はとても良いです。痛みがないです。ここからまた前に進んでいこうと思います。でも今はコートに戻ってくることができて本当に幸せです」と喜びを語っている。

7月1日に開幕する「ウィンブルドン」では、ピエール ユーグ・エルベール(フランス)とのペアで男子ダブルスに出場することがすでにアナウンスされており、「ウィンブルドン」、そして一つの目標であるシングルス復帰に向けて、期待の持てる結果となった。

また相方のロペスは、ダブルス決勝の前にシングルス決勝にも出場。ジル・シモン(フランス)を6‐2、6(4)‐7、7‐6(2)で下して、同大会2年ぶりの優勝を飾っており、37歳にしてダブルスとの2冠の快挙を達成している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ロンドン」でのマレー(右)とロペス(左)

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)